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九宜駅に「哀悼ポストイット」追悼の波…安全扉整備中死亡事故の故人へ


  • 九宜駅に「哀悼ポストイット」追悼の波…安全扉整備中死亡事故の故人へ
ソウル地下鉄2号線九宜(クウィ)駅で市民の追悼の波が続いている。去る28日、地下鉄のスクリーンドアを修理している途中で死亡した整備用役業者職員を哀悼するためだ。

30日午後、九宜駅1・4番出口側の待合室には、テーブルとポストイット、筆記具などが置かれて市民が追悼できるスペースが用意された。死亡事故を惜しんた市民がポストイットに哀悼文を残したり、花を置いていくなど、19歳の花の年ごろに死亡したキム氏を追悼している。この日の午前までは事故が起きた内線環方面9-4番のスクリーンドアの横に追悼ポストイットが貼り付いていたが、ソウルメトロの関係者が安全性の問題を考慮して追悼スペースを移した。

新しくできた追悼スペースには、ポストイットと一緒にカップラーメンも複数置かれて目を引いた。死亡当時、故人の所持品が整備道具とカップラーメン1個だけだった事実が公開され、市民の切なさが加わった。市民はポストイットに「息子のような故人の冥福を祈ります」、「これからはカップラーメンではなくおいしいものがたくさんある」などの文を残した。 「誕生日おめでとう、お疲れ様。安らかに」という淡々とした文句も市民をうつむかせた。キム氏は、事故翌日の29日が誕生日だということが分かった。

去る28日、九宜駅ホームでスクリーンドア整備用役業者職員キム氏(19 / 仮名)が午後5時57分頃、整備作業中に列車にひかれて命を失った。警察は駅務室とソウルメトロの管理監督不良の有無を捜査している。遺族は捜査が終わる前には葬儀を行わないことが分かった。
  • 毎日経済 ヨン・ギュウク記者/写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-30 23:43:19




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