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セウォル号行方不明者、40日目16で止まってしまった数字

気象悪化により捜索中断、潜水士ら彭木港に待避 

  • セウォル号行方不明者、40日目16で止まってしまった数字
セウォル号沈没惨事発生から40日目の25日、事故海域で波浪注意報が下され、全羅南道珍島の事故海域で作業していた民間潜水士と医療陣などが彭木港に待避するなど、捜索に困難をきたした。

去る21日午前、4階の中央通路で壇園高校の女学生1人の遺体を収拾して以降、4日間成果を収められないでいる。流速が遅くなる小潮の期間が始まったが、事故海域では流速が速くて気象状況も良くなく、23日以降、10回の停潮時間のうち実際に捜索がなされたのは4回に過ぎない。

この日は気象状況がさらに悪くなり、バージ船の管理者など必須人力を除外した民間潜水士と医療陣は彭木港に移動した。捜索に成果がなく、行方不明者の家族だけでなく捜索チームも息苦しがっている。

民・官・軍、合同救助チームは、捜索に役立つあらゆる方法を総動員するとし、遠隔水中探索装備(ROV・Remotely-Operated Vehicle)の再投入を決定した。この装備は最大3000mの深さまで無人制御システムを利用して作業することができ、行方不明者の捜索に期待を集めたが、21日の初投入後、荒い潮流のせいで遠隔操縦が不可能になり失敗した。

汎政府事故対策本部は「最初の投入時にROVが失敗した理由は流速があまりにも早く、操縦が不可能だったため」だとし、「ROVで連結される線を水圧の影響をあまり受けないよう管で包み、下と上を船体に固定する方法を利用する」と述べた。

行方不明者の家族らは、船体を切断した後に捜索する方法について論議をおこなったりもした。しかし、船体を切断すると行方不明者の遺体が遺失する危険が大きいというのが問題として指摘されている。
  • 毎日経済_イ・ドンイン、キム・シギュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-25 17:46:35




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