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1週間ぶりにまた…慶州でM4.5の地震が発生


  • 1週間ぶりにまた…慶州でM4.5の地震が発生

慶尚北道慶州(キョンジュ)市で去る19日、マグニチュード4.5の地震が再び発生した。去る12日に同じ地域でマグニチュード5.8の韓半島(朝鮮半島)最大の地震が起きて以来、1週間ぶりだ。

気象庁はこの日午後8時33分頃、慶州市南南西11キロ地域でマグニチュード4.5の地震が発生したと明らかにした。今回の地震の発生の深さは地表面から約14キロ離れた地点だということが確認された。気象庁は、今回の地震が去る12日に発生したマグニチュード5.8の慶州地震の余震として把握している。

1週間ぶりに強力な余震が慶州を襲うと地域住民らは、再びパニック状態に陥った。震源地周辺地域はもちろん、ソウル市と京畿道、大田(テジョン)、光州(クァンジュ)・全南、済州地域まで地震が感知された。

現代自動車の蔚山(ウルサン)工場は、地震の被害を確認するために一部の生産ラインを停止し、大邱広域市の単独住宅居住地域では、住民数百人が家の外に出て緊急避難した。釜山の社稷(サジク)野球場では野球中継途中に画面が揺れ、今回の地震の規模を実感させた。

気象庁の関係者は、「地震が起きた原因を把握中だ」としながらも、「今回の慶州余震の中でマグニチュード4.3を記録したこともあり、今回の4.5の余震を異例的だとは考えにくい」と伝えた。

全南大学地質学科のシン・ドンフン教授は、「今回の地震はやや規模が大きいが、このような事例は地震が起こる地域で多く観察できる」とし、「慶州地域に追加的なリスクを増加させたり、大地震の前兆だと見るには難しい」と伝えた。ただし、彼は「地に積もっている『応力(力)』が解消される過程で発生した地震が触媒として作用し、他の断層も少しずつ動く可能性がある」とし、「追加的な余震が続く可能性があるだけに、安全のための準備を徹底的にしなければならない」と助言した。

しかし、国民安全処のホームページは、地震速報が出た直後にユーザーの急増によりサーバーが一時的に繋がらない状態になった。震源地周辺の住民のための緊急災害メッセージも国民安全処側は最初、午後8時38分頃に発送したと発表したが、地震が起きて14分後の午後8時48分頃にメッセージを受けたという情報提供が出て、再び遅れた対応だとの指摘が出てきた。

去る12日にマグニチュード5.1の地震が起きた後、同じ地域でマグニチュード5.8の地震が起き、1週間後に再び韓半島でマグニチュード4以上の地震が起きながら、韓半島の地震安全対策に警告灯がともったという評価が出ている。
  • 毎日経済デジタルニュース局 パク・サンウォンインターン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-19 21:08:52




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