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保険金を狙ってタイで請負殺害をした20代の女性に無期懲役


  • 保険金を狙ってタイで請負殺害をした20代の女性に無期懲役
旅行者保険金3億ウォンを狙って、元交際相手をタイに誘い出して現地で殺害した20代の女性に無期懲役が宣告された。

ソウル中央地裁刑事合意26部(部長判事イ・ジェソク)は25日、過去に同棲していた元交際相手イさん(当時23歳 / 仮名)を人に頼んで殺害させ、死亡保険金を受け取った容疑(殺人など)で拘束起訴されたチョ被告(23 / 仮名)と彼女の内縁の男性パク被告(36 / 仮名)に無期懲役を宣告したと明らかにした。犯行を助けた疑いを受けているタイ斡旋業のパク被告(35 / 仮名)とキム被告(24 / 仮名)にも、それぞれ懲役25年と懲役23年が言い渡された。

裁判部は、「チョ被告は被害者と同居関係にあったという信頼関係を利用して、反人類的かつ計画的な請負殺人(人に頼んで殺害させること)犯罪を犯した」とし、「被害者を無残に殺害しても反省せず、巧みな言い訳で犯行を隠蔽しようとし、厳罰は避けられない」と明らかにした。続いて、「チョ被告と犯行を事前に計画したというパク被告の供述が一貫していないが、直接経験した事実と見る程度に十分に具体的で信憑性がある」と見た。

先立って去る4月、ソウル中央地検刑事3部(部長検事キム・フギュン)は、殺人・死体遺棄などの疑いでチョ被告らを裁判に引き渡した。チョ被告とパク被告はソウルで遊興酒店とマッサージ店を約10店舗運営していたが、資金事情が難しくなると、国内の捜査網を避けて犯行を犯したことが分かった。

彼らは昨年12月、「マッサージ店で働くタイの女性を韓国に連れてくれば大きなお金を稼ぐことができる」とイさんをだまし、タイに出国させたことが分かった。特に、犯行4日前、イさんを被保険者、チョ被告を契約者・受取人とした3億ウォンの旅行保険に加入した。以降、保険金を分けてあげるというパク被告の言葉にタイの店の女性斡旋業であるキム被告らが、イさんの首を絞めて殺害し、強盗殺人に見せかけて遺体を近くの排水路に捨てた。しかし、遺体を発見したタイ警察と韓国警察の協力捜査で一党が全員検挙された。
  • 毎日経済 キム・ユンジン記者 / チョン・ジュウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-25 16:53:41




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