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台風で浸水した車両に対する窃盗行為奇襲…蔚山


  • 台風で浸水した車両に対する窃盗行為奇襲…蔚山
台風「チャバ」で浸水した車両から高価なもの持っていく破廉恥な窃盗が猛威を振るい、被災者らを二重で泣かせている。

蔚山(ウルサン)地方警察庁は11日、最近浸水車両の保管場所に収集した車両の部品や貴重品を盗んでいく事案が多く、捜査していると明らかにした。

保険会社などが運営する浸水車両の集中保管所は7カ所で、今回の台風以降、計1400台が牽引されて現在保管されている。このような浸水車両の集中保管所で高価な外車を中心に窃盗行為が頻繁に発生しているということだ。

この地域の市民によると、最近浸水した地下駐車場から車を取り出して移動させて以来、わずか1日で車輪を丸ごと盗まれ、また一方では、後方カメラ設備が外し取られている場合も多い。車内にあった数百万ウォン相当のゴルフクラブや財布などの貴重品が消えたという申告も増えているのが実情だ。

警察は、浸水過程でガラスが破損してできた隙間やドアがロックされていない車両を開き、窃盗犯らが犯行に及んだものと推定している。現在、該当の区庁では浸水車両の窃盗行為に関連する届出が相次ぐと、慌てて移動式カメラを設置する一方、警察も一歩遅れてパトロールを強化している。
  • 毎日経済デジタルニュース局 パン・ヨンドク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-11 10:59:11




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