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「居眠り運転を避けようとヒロポンを投与」…荒唐無稽な貨物トラック運転手

警察、麻薬供給者ら18人を検挙 

眠気を払うという目的でヒロポンと大麻を投与し、深夜に高速道路を疾走した大型貨物トラック運転手が警察に捕まった。

ソウル地方警察庁広域捜査隊は11日、貨物トラックの運転手に薬物を供給した貨物輸送営業所長のキム氏(61 / 仮名)と麻薬を投薬した貨物トラック運転手のカン氏(39 / 仮名)ら18人を検挙し、キム氏ら7人を拘束し、残りの11人を書類送検したと明らかにした。

貨物輸送営業所長のキム氏は、自動車整備工場を運営するチョン氏(47 / 仮名)から麻薬の供給を受け、去る4~6月に貨物トラックの運転手5人らに供給した疑いを受けている。チョン氏はチェ氏(23 / 拘束 / 仮名)をはじめとする朝鮮族同胞と脱北者らが、下着などに隠して中国から仁川国際空港に密搬入した麻薬を買い入れたことが分かった。

貨物トラックの運転手は、1日2~3回首都圏と地方を行き来する過重な仕事で、居眠り運転を避けるために麻薬を投薬したと警察に自白した。幻覚状態に陥って疲れを感じないためだったという。警察の調査の結果、彼らは4~6月に50回にわたって大麻とヒロポンを投薬し、高速道路を疾走したことが確認された。警察関係者は、「居眠り運転をしていないために麻薬を投薬する行為が、貨物運転手の間で急速に拡散している傾向だ」とし、「捜査を拡大する予定だ」と明らかにした。
  • 毎日経済 ヨン・ギュウク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-11 17:27:26




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