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病院長、患者138人に偽の入院を誘惑…健康保険11億ウォンを搾取


偽医療記録で療養給与11億ウォンを手に入れた40代の病院長と、病院に虚偽入院した後、保険金数十億ウォンを受け取った俗称「ナイロン患者」138人が大量に警察に逮捕された。

鎮海(チンヘ)警察署は18日、詐欺などの疑いで金海(キムヘ)市内の病院長キム氏(43 / 仮名)を拘束したと明らかにした。警察はキム氏の病院に虚偽で入院した患者138人も書類送検した。

キム氏は2010年8月から今年3月まで、入院していない患者を入院したかのように医療記録を作成し、健康保険公団から療養給与11億2000万ウォンを受け取った疑いを受けている。

警察の調査の結果、キム氏は病院を訪れた患者に保険金を受け取れるようにしてあげると言って入院を勧め、さまざまな診療費を過剰請求した事実も明らかになった。キム氏の誘惑に乗った患者138人は、保険金44億5000万ウォンを手にしたが、裁判を受ける羽目になった。キム氏の病院に実際に入院した患者はほとんどいなかったが、キム氏は病床1台当たり患者2~3人を登録した。

キム氏は警察で、「保険会社の金は先に手に入れた人が持ち主だ」とし、「私は大きな誤りがない」と供述した。警察はキム氏の病院に虚偽で入院した患者74人を追加で確認し、彼らも捜査している。

キム氏は、資格のない人2人を看護助手として採用した後、医療行為をするようにした。警察は、キム氏が人件費を節約するために、このようなことをしたと見ている。病床29台の規模であるキム氏の病院には、25人前後の従業員が勤務している。しかし、勤務者のうち医師はキム氏だけで、資格のある看護助手は5~6人しかいないことが分かった。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-18 13:53:39




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