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中国観光客(ヨウカー)63%急減…前年比で400万人以上減る見込み


「韓半島高高度ミサイル防衛システム(THAAD / サード)」の配備による中国政府の報復措置によって、韓国を訪れる中国人観光客(ヨウカー)が大幅に減っていることが集計された。

12日の韓国観光公社によると、中国政府の自国旅行会社に対する韓国旅行商品の販売禁止措置が開始されて以後、3月16日~4月9日までの中国人観光客は前年同期比で63.6%減少した。

3月一か月を見ると昨年よりも39.4%減少したが、4月だけを見ればこの1~9日を基準にして64.5%も減り、減少幅はさらに大きくなった。

こうした中国観光客の激減傾向が年末まで続けば、今年の訪韓中国人の全体観光客は、昨年の807万人の半分の水準となる400万人に満たないものと予想される。

観光公社の関係者は「2015年にも中東呼吸器症候群(マーズ / MERS)の発生で、外国人観光客が前年よりも100万人減ったことから観光業界が深刻な打撃を受けた」とし、「今回は韓国インバウンド(外国人の国内観光)の最大市場である中国に集中した問題という点から、さらに深刻な被害が予想される」とした。
  • 毎日経済_チョ・ソンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-04-12 13:56:18




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