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韓国と中国 官用パスポートは双方ビザ免除へ

一般人への拡大に先立ち「公務員ビザ免除」を年内施行 

年内に韓国では公務員などの「官用パスポート」所持者は中国にビザなしで入国し、30日間滞在できるようになる。昨年の外交官に続いて、今年は公務員までビザ免除が拡大することにともなって、韓・中ノービザ時代がいっそう早まるものと見られる。

先月30日、外交通商部の関係者は「韓・中政府は最近、官用パスポート所持者に対してビザを免除しようと、実務ラインで原則的に合意した」と明らかにした。官用パスポートは公務員と公共機関の従事者、韓国銀行・韓国輸出入銀行などの国策銀行の役職員らに主に発行される。

両国は早ければ3日に開かれる韓・中首脳会談で、官用パスポート所持者に対する査証免除協定に署名するものと見られる。また、両国首脳の共同声明発表文案でノービザ合意に言及する問題に対し、韓・中間で政務的な判断だけが残された状態だと伝えられた。ノービザ協定の締結が表面化するにともない、官用パスポート所持者に対する中国のビザ免除は、年内に発効される可能性が大きい。

両国は昨年6月、朴槿恵大統領が訪中した際に、外交官の30日ノービザ協定を締結した。ビザ免除協定は通常、外交官から官用そして一般国民の順に拡大されるため、韓・中の全面ノービザ時代も遠くないものと期待される。昨年、韓・中間での最初のビザ免除協定の締結後、両国は官用パスポート所持者までノービザ対象を拡大する案を調整してきたが、今回の首脳会談を控えて急進展したと伝えられた。
  • 毎日経済_キム・ギヂョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-30 17:34:11




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