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韓国マクドナルドを告訴、被害者側「加熱が不十分な肉パテを食べてハンバーガー病に」


マクドナルド韓国支社が食品安全法違反の容疑で5日、ソウル中央地検に告訴された。被害者は「加熱が不十分な肉パテが入ったハンバーガーを食べ、HUS(溶血性尿毒症症候群)にかかった」と主張した。

被害者側の法律代理人であるファン・ダヨン弁護士はこの日の午前11時ごろ、検察庁社の前で記者会見を開いて「ハンバーガーを食べる前までは元気だったAちゃんが、加熱が不十分な肉パテが入ったハンバーガーを食べて『ハンバーガー病』と呼ばれるHUSにかかった」と明らかにした。

被害者側によると昨年9月、Aちゃんは京畿道平沢に所在するマクドナルドでハンバーガーを食べ、2~3時間後に腹痛を感じたという。

状態が深刻になり、下痢に血が混じって出てくると3日後に集中治療室に入院し、HUSの診断が下された。

Aちゃんは2か月後に退院したが腎臓の90%近くが損傷し、腹部に開けた穴を通じて1日に10時間ずつ腹膜透析を行っている。

被害者側は「HUSは主に肉をすりつぶし、半生の状態で調理された食品を食べたときに発症する」とし「米国では1982年にハンバーガーによる集団発症事例が報告され、ハンバーガーの中の加熱が不十分なパテが原因だった」と説明した。

マクドナルドは立場表明を通じて「今回の事案については極めて残念に感じており、子供の迅速な回復を願っている」とし「今回の調査を通じて正確な原因が明らかになることを願っており、今後行われる調査に対して積極的に協力したい」と伝えた。

被害者側は該当店舗の問題点を明らかにするため、閉鎖回路(CC)TVに対する証拠保全の申請と損害賠償請求の訴訟を起こす予定だ。
  • デジタルニュース局 ソン・ヒジョン記者
  • 入力 2017-07-05 15:30:53




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