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BMW、大きな打撃...輸入車2位が揺れる


  • BMW、大きな打撃...輸入車2位が揺れる

「インストルメントパネルでしょっちゅう温度警告が表示されるが、これは火が出るんじゃないのか?」(BMWオーナー)。
「順次、緊急安全点検を心がけています。なるべく早くチェックするようにします」。(BMWコリア社員)

相次ぐ走行中の火災事故で不安感が大きくなるやいなや、BMWコリアは先月31日から全国61のサービスセンターを24時間フル稼働して車両の診断に乗り出した。本格的な点検体制が稼働した初日、全国のセンターは降り注ぐオーナーの不満で疲労困憊した。

この日の午前、京畿道安養(アニャン)のBMWサービスセンター。京畿道南部は高級車の需要が集まる代表的な拠点地域だが、ここには休暇の季節にもかかわらず点検を受けようとするオーナーが押し寄せた。 10台が収容できる駐車場は押し寄せる車であふれ、近くの道路に駐車してセンターを訪問するオーナーも多かった。

2014年にBMW 520dモデルを購入したイ・ジョンウンさん(仮名)は、「安全だと思ってドイツ車を買ったが、生命の脅威までさらされるなんて誰が思っただろう」とし、「問題の部品を交換しても、果たして継続して安全に乗ることができるか心配だ」と吐露した。

別のオーナーのA氏は、「高級車に乗っているというそれなりの自負心があったが、相次ぐ火災でいまや世間では火の出る車はさけようと、嘲笑の対象になった」とし、「オーナーが受ける精神的な打撃は非常に大きい」と述べた。 Bさんは「中古車価格の急落に見舞われた」とし、「BMWコリアが顧客に財産上の損害を与えた」とし声を高めた。

顧客の信頼感の喪失であり、今後は輸入車市場にも影響が避けられない見通しだ。

昨年、BMWコリアは国内で5万9624台を販売し、メルセデス-ベンツ(6万8861台)に続いて2番目に良い実績をあげた。最近に火災事故が最も頻繁に発生したBMW 520d(9688台)モデルが全体の成績を押し上げた。 BMW側はこれに力づけられ、今年は内部的に7万台の販売目標を設定した状態だ。しかし最近の事態で、追撃の動力は弱まるだろうという分析が力を得る。
  • 毎日経済_キム・ヂョンファン記者/カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-07-31 22:44:09




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