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『気になる話Y』で「江西PC部屋殺人事件」をズームアップ

「弟は兄を制止すべき」とピョ・チャンウォン議員 

  • 『気になる話Y』で「江西PC部屋殺人事件」をズームアップ

「江西PC房殺人事件」について、専門家らの分析が公開された。

去る26日に放送されたSBS時事教養プログラム『気になる話Y』(演出イ・グァンフン)は「江西区PC房殺人事件の顛末をひっくりかえした。

去る14日に発生した「江西区PC房殺人事件」は、あるPC房(ネットカフェ)でキム・ソンス(29)被疑者が21歳のアルバイトのシンさんの顔面と首などになんと32ヶ所の刺し傷を負わせて殺害した事件だ。キム・ソンス被疑者は当時、警察の調査で「弟の隣の席でゲームしようと、アルバイトにシートのたばこの吸い殻をすぐに片付けてくれと言ったが、トイレに行ってきた間も片付けていないので腹が立った」とし、ゲーム料金の1000ウォンを返してほしいと言ったが返してくれなかったために殺害した自供した。

放送では、被害者シンさんの父親は「(シンさんが)剣道有段者であり背が190センチだ。ほとんどの人なら一対一で負けることはない。ところが一度も反撃しなかったことが釈然としない」と語った。シンさんの兄も、「そのCCTV映像(事件の映像)を、何度も何度も見た。最初はどのように刺されたのか気になって見たが、疑問がいろいろとわいてきた」とし、「(キム・ソンス被疑者の弟が)PC房の方を見たが、上を見たり…なぜそうしたのかわからない。兄が(家に)行こうとしているのに、なぜ弟がそこに残っているのか。何か(二人の間に)話があったので戻ってくるだろうということを知っていた、という話にしかならないのではないか」と疑問を提起した。

警察は当時のCCTVの公開し、「弟は兄がナイフを振り回すあいだ、被害者をつかんでいた」というのは事実と異なるとし、弟はシンさんをつかむことはしたが、それはどちらか一人を相手から離そうとする意図だったと発表した。

番組製作陣は画像解析の専門家にCCTVの映像の分析を依頼し、専門家は「弟がシンさんをつかんだことで状況が変わる様子が収められている。そして、それ以後はキム・ソンス被疑者が被害者の顔を集中的に攻撃するパターンが見られる」と、弟の介入がキム・ソンス被疑者の殺人を幇助したと見た。

また別の専門家は、「最初は明らかに兄を支援しようと行動したはずだ。しかし兄が暴走してからはそれを防ぐことは難しかっただろう」と、初めにシンさんをつかんだのは二人を離しておこうとしたではなく兄への「加勢」だと述べた。

ピョ・チャンウォン議員は「陳述では仲裁のためだっと言っているかもしれないが、客観的にようすを見たときに、仲裁しようとする攻撃者、そして自分自身と親しい者であることから、制止の意味と効果がある者(つまり兄)に制止しなければならない」と弟の行動を批判した。

一方で事件直後、キム・ソンス被疑者の家族は警察にうつ病の診断書を提出し、キム・ソンス被疑者は去る22日から約1ヶ月のあいだ、忠南の公州市バンポ面所在の国立法務病院治療監護所で精神鑑定を受けている。これに対して」心身微弱者減軽」を規定した刑法10条問題に浮かぶやいなや、被疑者が「心身微弱を理由に軽い処罰を受けてはいけない」という青瓦台国民請願署名が100万人を突破した。
  • 毎日経済スタートゥデイ_キム・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-27 10:59:00




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