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貯蔵強迫症の原因と症状は?

貯蔵強迫症は、どんな物でも捨てられずに貯蔵しておく強迫障害 

  • 貯蔵強迫症の原因と症状は?
最近発生した「抱川ヴィラ殺人事件」の被疑者李某氏(女・50)が貯蔵強迫症である可能性が言及され、その症状と原因についての関心が大きくなっている。抱川ヴィラ殺人事件が起こったヴィラ内部の様子やゴミ箱(大きなゴムのバケツ)に死体を保管した猟奇的な姿をめぐって、被疑者が貯蔵強迫症である可能性があると主張が提起された。

「貯蔵強迫症」というのは、使用の有無に関係なく、どんな物でも捨てられずに貯蔵しておく強迫生涯のある類型だ。

精神科専門医のイ・ナミ医師は、「貯蔵強迫症は、米国の精神科で診断を下されたのが2013年で、最近規定された疾患」とし、「貯蔵強迫症はうつ病と不安症状、精神分裂症状も共に現れる」と説明した。続いて、「しかし、強迫症と殺人は別であるため、全ての貯蔵強迫症を見せる人が殺人を犯すのではない」とし、「被疑者の貯蔵強迫症が殺人を犯した後に現れたものかどうかを確認してみなければならない」と呼びかけた。

貯蔵強迫症の原因としては、精神的に感じるうつ病と不安感などがある。また、脳の前葉体の機能が損傷して左脳と右脳間の交流が困難になり貯蔵強迫症を見せることがあり、神経伝達物質であるセロトニンの不足も関連がありえる。

貯蔵強迫症を見せる人達は、普通の人よりもより敏感に反応し、物を積んでその中に入って苦痛を回避する傾向を見せる。米国精神医学会で貯蔵強迫症かどうかを判断する質問によると、家の中に持ち物が多すぎて活用できる空間がなければ、貯蔵強迫症を疑ってみる必要がある。
  • 毎経ドットコム_速報部/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-20 14:46:37




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