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皮膚科の美容施術被害急増…レーザーが最も多い

韓国消費者院…還付及び合意が難しい 

美白、シワ改善、傷および毛穴管理、弾力やリフティングなど、皮膚科の美容施術関連の消費者被害が着実に増加傾向にあることが分かった。

17日、韓国消費者院によると、皮膚科の美容施術関連被害は2011年以後、今年5月まで総146件の被害が受付けられた。2013年から今年の5月まで受付けられた79件の皮膚科の美容施術被害を分析した結果、契約解除を拒否し、違約金、過剰請求など「契約解除」に関連する被害が30件(37.9%)で最も多かった。

「消費者紛争解決基準」によると、美容を目的とした皮膚科施術を契約したが解約する場合、治療回数に応じた金額と一部違約金を控除した後、還付を受けることができる。しかし、一部の 皮膚科病院・医院では、契約当時に締結した金額はイベント割引だったと、解除時に通常の施術費を適用して還付額を清算したり、はじめから還付自体を拒否していることが分かった。

この他にも、施術を受けた後、皮膚が赤くなったり色素が沈着するなど、「施術後の副作用」が23件(29.1%)、「施術後効果不十分」が13件(16.5%)となっている。施術の類型型では、「レーザー施術」関連被害が49件(62%)で、他の施術よりも圧倒的に多かった。

被害者の大多数は20~30台(48人、60.7%)、女性(66人、83.5%)、首都圏(65人、82.3%)居住者だった。地域別では、ソウルに所在した病院・医院(47件、59.5%)から被害が最も多かったが、特に江南·瑞草区に所在の病院・医院で発生した被害が、ソウル地域被害の59.6%(28件)を占めた。

しかし、このような被害に対して病院・医院の処理を拒否したり医療陣の過失の立証が困難で還付や賠償などの合意がなされた場合は42件(53.2%)に過ぎなかった。

施術金額の確認が可能な消費者被害60件のうち100万ウォン未満の施術が半分以上(31件、51.6%)を占めた。「50万ウォン未満」が9件(15.0%)、「100万ウォン未満」が22件(36.6%)、「200万ウォン未満」が19件(31.7%)、「300万ウォン未満」が8件(13.3%)など」だった。

韓国消費者院の関係者は、「消費者被害予防のための『消費者紛争解決基準』上の還付規定を皮膚科病院・医院が明確に遵守するように関係部処に協力を要請する」と明らかにした。なお、「皮膚美容施術を受けようとする場合、自身の肌の状態について専門医と十分に相談後、施術をするかどうかを決定し、施術の効果および副作用などについて詳しく説明を聞き、衝動的に契約しないように注意すること」とし、「施術を施行する医師が皮膚科専門医であるか、施術経験はどの程度なのかを必ず調べ、施術の種類と回数に応じた正確な金額と還付基準を確認した後、契約せよ」と呼びかけた。
  • 毎経ドットコム_イ・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-17 12:00:06




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