冷めない「韓国脱出」…昨年は4037人が海外移住

米・カナダなど英語圏に集中 

韓国を去る国民が減らない。国際結婚をはじめ、縁故招請や就職移住に事業移住、独立移民などのさまざまな理由で韓国を脱出している。 14日の外交部によると、2019年の海外移住申告者は総4037人にのぼる。文在寅(ムン・ヂェイン)政権が発足した2017年には1443人で最低値を記録したことと比較すると約2.8倍に上昇した。2018年には6330人が韓国を離れ、2017年との比較で4.4倍増加した。

海外移住者は2011年以来、ずっと減少を示した。韓国の国力と経済力は着実に上昇した一方で、主要な移民対象国である米国などは2008年の金融危機以降、景気後退や反移民情緒の拡散などで生活環境が悪化したためだ。しかしこの傾向は2017年を基点に再び上昇に転じたのは、それだけ韓国での生活に余裕が無くなったということを示す信号として解釈される。

特に海外に居住して永住権を取得した「現地移住者」を除いて、純粋に韓国から海外に意味した国民だけを集計した結果も△2017年825人、△2018年879人、△2019年980人と、持続的に増加傾向であることが分かった。

韓国国民が外国の国籍を取得した「国籍喪失者」と、複数の国籍者として暮らしたが韓国国籍を放棄した「国籍離脱者」も増加傾向にある。法務部によると、2015年は1万6595人だった国籍喪失者は、2018年には2万6607人にまで増えた。国籍離脱者の数は同じ期間に934人から6986人に7.5倍も急増した。

これに反して、海外の同胞が韓国に逆移民してくる「永住帰国者」の数は減っている。2014年には3561人に達した永住帰国者の数は、2018年には1653人が申請したと集計され、5年ぶりで半分に減った。

昨年の海外移住者4037人は米国、カナダ、豪州、ニュージーランドなど、主に英語圏の先進国に定着した。米国移民が1868人で最多だったし、続いてカナダ(789人)、豪州(374人)などだった。これらの先進国は経済・教育・気候と移民の受け入れ度が比較的高く、韓国人コミュニティが既に形成されており、現地での適応が相対的に容易であることから人気が高いという評価だ。
  • 毎日経済_アン・ジョンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-14 18:06:43