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来る8月14日を臨時祝日に…内需活性化で


  • 来る8月14日を臨時祝日に…内需活性化で
  • 「コロナ19事態」がなかなか沈静化しない中で週末の24日午前、ソウル市松坡区にあるロッテワールドモールの訪問顧客は少ない。キム・ホヨン記者



政府は8月14日を臨時祝日に推進する方策を検討している。「コロナ19事態」で景気低迷が深刻化する中で、「経済活性化」のための目的だ。 6~8月の3ヶ月間に祝祭日が一日もない点から考慮されたという裏話だ。 24日、与党と政府関係者によると「コロナ19の感染に推移によっては6~8月中に日を決めて、臨時に祝日に指定する案を推進している」とし、「光復節(8月15日・土曜日)前日の8月14日金曜日が現在としては有力に検討されている」と述べた。

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法定祝日として6月に顕忠日と8月に光復節があるが、偶然にもこれらの二日とも土曜日だ。 7~8月の休暇シーズンとはいえ、9月の連休まで土・日曜日を除くと別途に祝日がないという点で、臨時祝日の必要性は政府の内外で継続して提起されてきた。

最大の理由は内需の振興だ。臨時祝日に指定して人々が財布を開くならば、これが消費の指標に及ぼすプラスの影響が大きいからだ。

内需振興を理由に臨時祝日が指定されるのは、今回が初めてではない。 2015年に光復節70周年を記念して、マーズ(MERS/中東呼吸器症候群)事態で低迷した景気を回復させるために8月14日を臨時祝日に指定したことがある。 2016年にも「子供の日」の飛び石連休を迎えて5月6日を臨時祝日に指定し、4日間の連休にしたことがある。内需促進のための臨時祝日が必要だという大韓商工会議所の案を政府が受け入れたものだ。

臨時祝日の指定による経済効果は、1兆ウォンを超えるものと推定される。現代経済研究院は2015年、臨時祝日の指定による経済効果は1兆3000億ウォンに達すると推算している。

当時の推定では海外旅行など、外部に流出していく付加価値を約7000億ウォンで計算した。現在はコロナ19感染症の懸念で外国旅行が容易ではない点を考慮すれば、経済効果ははるかに大きくなりうるという分析だ。

先だって政府は、5月初めの連休に挟まれた平日の4日を臨時祝日に指定する案を検討したが、散発的・小規模の集団感染が続いたことから放棄したことが分かった。

臨時祝日は「官公署の祝日に関する規定」により、政府が随時指定する。政府が臨時祝日の指定が必要だと判断すれば、人事革新処にふさわしい理由を付けて指定を要求をすることができる。その後は閣僚会議の審議と大統領の裁可を経て、大統領令で確定される。

  • 毎日経済_イ・スンフン記者/イ・ジヨン記者/イ・ソクヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-05-24 18:58:01




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