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レディースコードの事故車「スターレックス」 エアバックはなぜ作動しなかったのか?

エアバックが作動しなかったという事実が確認され論難 

  • レディースコードの事故車「スターレックス」 エアバックはなぜ作動しなかったのか?
ガールグループレディースコード(Ladies'Code)の雨の道での交通事故で現代車が戸惑いを隠せずにいる。警察の正確な調査が出ていない状態で、事故の原因として車の車輪の外れと車両半壊によるエアバッグの問題などが提起されたためだ。

4日、自動車業界によると、レディースコードの事故以後、スターレックス(Starex)の車輪が外れた現象に対する消費者の憂慮が浮き彫りになっている。事故が起きたグランドスターレックスは、1997年から生産されはじめたスターレックスの2世代モデルだ。自営業者が小型貨物車の代わりに多く利用する3人乗りモデルから、マウルバスにも利用される12人乗りモデルまで、多様なトリムで販売されている。起亜自動車のカーニバル(Carnival)、双龍車のコランドグランツーリスモ(Korando Turismo)なども、スターレックスと共にバンに分類されるが、これらの車種はファミリーカーの傾向がより強く、正統多目的バンとしては独歩的なブランドの認知度を持っている。販売量も月間3000~4000台ほど安定的に販売される現代車の親孝行モデルとして、今年8月までに3万773台が販売された。

該当事故車両の現場写真を見ると、分離帯に突っ込んだ後方左側の車輪が外れている。レディースコードの所属社側は、事故初期、車輪が外れたことを事故原因として言及したりもした。まだ、車輪が外れたことで車両が滑って事故が発生したことか、衝突の衝撃で車輪が外れたのかは正確な調査結果が出ていない状況だ。

走行中に車輪が外れる現象は非常に異例なことだ。車輪が外れれば車両が制動力を失うため大型事故につながらざるを得ない。車輪が外れる現象の原因は、通常はタイヤ交換の過程でボルト結合を正しくしていないか、または非正規部品を使用した場合と知られている。一部の消費者は、スターレックスからこのような事故が頻繁に発生したと主張している。また、過去にも走行中のスターレックスの後方右側車輪が外れ、前方にいたタクシーに突っ込み、運転手が死亡した事故があり、遺族が車両欠陥の有無をめぐり現代車と訴訟中である事実が知らされて論難に火をつけている。

エアバックが作動しない点も問題として指摘される。搭乗者が車両の外に出されるほど衝撃が大きかったにも関わらず、エアバッグが作動しなかったことは問題だということだ。最近、現代起亜車のエアバッグの安全性について話が多い中、多くの人々の視線が集中している今回の事故でもエアバッグが作動しなかったという事実が確認され、論難をより一層あおり立てている。

基本的に、スターレックスには側面エアバッグや膝エアバッグが設置されていない。また、エアバッグはエアバッグセンサーが設置さえた部位に衝撃が加えられなければならないのに、側面エアバッグがないため車両側面にもエアバッグセンサーもないため、このように側面から大きな衝撃が来る事故にはエアバッグが作動しない。現代車の関係者は「警察の調査結果を待っている状況で、我々がどんな立場を出すことも困る」とし、「スターレックスのエアバッグは、運転手と助手席にのみあるが、正面から衝撃が加えられなかったためエアバッグが作動しないこと」と述べた。
  • 毎経ドットコム_コ・ドゥクグァン記者/写真=スタートゥディ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-04 11:02:43




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