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ソウル市「ルームサロン」再開店のその日…確定者出る


ソウル市がルームサロンに対する集合禁止命令を解除するやいなや、ルームサロンの女性従業員がコロナ19の確定判定を受けた。

ルームサロンの女性従業員が確定判定を受けたのは、4月2日のソウル市江南区駅三洞のルームサロンで働いていた30代女性の後で2人めだ。 16日のソウル市によると、江南区駅三洞あるホテル内のルームサロンに勤務する20代の女性が、15日の夜遅くに確定判定を受けた。この従業員は6日にソウル市瑞草洞の居酒屋「ん焼き鳥」を訪問した。

「リッチウェイ」発の集団感染が発生した江南区駅三洞「ミョンソンハウジング」でアルバイトをしていた江原道春川市に居住する感染者も、この従業員と同じ時間帯にこの居酒屋を訪問した。このことから、この従業員が瑞草洞の居酒屋を通じてコロナ19に感染したものと推定される。

この女性が勤めていたルームサロンは先月9日、ソウル市がルームサロンに対する集合禁止命令を下した後、一ヶ月間のあいだ営業しなかった。その後、ソウル市が15日からルームサロンに対する集合禁止命令を解除することで、14日に従業員を呼んで大掃除を実施した。この従業員もこの日に店を訪れて、3時間ほど滞在して清掃作業を助けた。ソウル市はこの店の勤務者などを含めて、この従業員と接触した50人ほどの人物を把握している。ソウル市の関係者は、「すみやかにこれらに対する全数検査を実施する」と語った。

ルームサロンに対する集合禁止命令が解除されるやいなやすぐさま確定者が発生したが、ソウル市は解除の方針を維持することにした。ソウル市の関係者は、「ソウル市は先月9日から全国で最長期間のルームサロンに対する集合禁止命令を施行した」とし、「もしその店が防疫上の注意を守らない違反が確認された場合は、ただちに告発と集合禁止を施行する」と明らかにした。

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  • 地域社会での感染は減少傾向


中央防疫対策本部によると、16日午前0時の時点で新規感染者は34人であり、そのうちで地域社会での確定者21名だ。地域社会での感染者は、二日連続で20人台を記録している。

一方でこの日、確定判定三日目に死亡した事例が出た。この日に死亡した80代の男性確定者は、5月末に感染にさらされて12日に確定され、15日に死亡した。特にこの死亡者は確定前の自己隔離状態では関連する症状がまったく表れなかったが、確定した後の三日目に死亡した。
  • 毎日経済_パク・スンチョル記者/チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-16 18:01:04




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