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蛋白同化ステロイドの販売者拘束、脱毛・女性型乳房化の恐れ

韓国 食品医薬品安全処 

韓国の食品医薬品安全処は、筋肉強化を目的とする蛋白同化ステロイド製剤などの医薬品を購入し韓国内で違法販売してきた前ボディービル選手のイ某氏(男、26歳)を「薬事法」違反の疑いで拘束送致したと明らかにした。

蛋白同化ステロイド製剤は、不妊、脱毛、女性型乳房化などいくつかの副作用を引き起こす可能性があり、違法医薬品に分類されている。捜査の結果、イ某氏は昨年7月から今年6月まで不法密輸した蛋白同化ステロイドなどをインターネットサイトと携帯電話のメッセンジャーを通して取引したり、知人間で直接取引することで、計809回余りにわたって3億293万ウォン相当の製品を販売したことが分かった。

イ某氏は、その医薬品を確保するために香港でステロイド製剤を購入した後、これをスプレー缶に移し替え、個人の持ち物として偽装し韓国に密搬入したり、国内の医薬品供給者からステロイド製剤を購入した。国内での供給担当者は昨年11月、違法医薬品取扱の疑いで拘束された。

食品医薬品安全処は、医薬品の違法流通など意図的な犯罪については、継続的に調査していくと明らかにした。
  • シークニュース_ハン・スクイン記者
  • 入力 2014-09-01 14:35:45




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