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戦時に任務を遂行する韓米連合師団を編成 2016年には龍山から平沢へ

有事の際は連合作戦、平時は分離された参謀組織 

韓米連合師団が来年に生まれる。世界初の同盟国間の師団級連合部隊だ。

国防部は4日、 崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀議長とカーティス・スカパロッティ韓米連合司令官が連合防衛態勢を強化するために、戦時に任務を遂行する韓米連合師団を編成することで合意したと明らかにした。

京畿道北部地域にある米陸軍第2歩兵師団を母体に、韓国軍の旅団級部隊が一緒に編成され、師団長は米第2師団長が、副師団長は韓国軍が担当する。連合師団は、平時には韓国軍と米軍に編成された参謀組織を運営するが、戦時には米第2師団の兵力と韓国軍旅団の兵力が実際に共同作戦を行う形で構想された。連合師団本部は議政府で編成されるが、連合土地管理計画(LPP)に基づいて、2016年に米第2師団が平沢(ピョンテク)へ移転すれば、自動的に師団本部も議政府から平沢に移転する。国防部の関係者は、「二か国が連合師団を編成した事例は世界で初めて」とし、「平時の連合訓練が活性化し、韓・米両国軍のあいだの連合作戦遂行能力が高まることを期待する」と語った。

一方、戦時作戦統制権の転換前までは、韓米連合司令部をソウルの龍山(ヨンサン)基地に残留させようという米国側の意見を、わが国の政府が受け入れたと伝えられた。
  • 毎日経済_アン・ドゥウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-04 17:46:24




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