韓「コロナ」沈静化…依然として集団感染の危険

「距離の確保」強化に移動が減少 

■ 新規確定者の減少

  • 非首都圏の確定者数の推移


先月の「コロナ19」再拡散事態の後、一日あたりの新規感染者は先月26日(441人)に頂点を記録した後、31日までに371人→323人→299人→248人→235人と5日連続で減少を続けた。

これと関連し、一部では先月16日の「社会的距離の確保」2段階格上げの効果が本格化する信号だという診断を出している。先月30日からは「強化された2.5段階」の距離の確保までが加わり、コロナ19の拡散事態は沈静局面に入り、早ければ今週中に一日あたり新規確定者の数は100人台に落ちるかもしれないという楽観的な分析が出ている。

いったん首都圏の住民の移動量は減少した。 1日の中央災害安全対策本部によると、先月23~27日の5日間における首都圏市民の移動量は、2段階格上げ前の先月9~13日に比べて12%ほど(1034万件)減少したことが分かった。中央災難安全対策本部はキャリア各社の協力を得て、携帯電話の移動量から市民の移動量をこのように分析した。「距離の確保」効果で移動量が減り、確定者数の減少に影響を与えたという診断だ。

翰林聖心病院呼吸器内科のチョン・ギソク教授(前疾病管理本部長)は、「距離の確保第2段階を宣言して半月ほど過ぎ、これまでに大型の感染源が新たに現れていないのは、いまの状態である程度安定傾向に入ったのではないかと思う」とし、「もちろん梨泰院やクーパンの事例のようにいくつか現れれば、その感染の輪のために確定者は増加するだろうが、全体的な発生傾向は明らかに安定したと思う」と語った。

■ ソウルの17ヶ所で集団感染
  • 主要集団感染の累積感染者数


ただしソウル市の「城北区サラン第一教会」と「光化門都心集会」で広がった全国拡散が、あちこちで小規模な集団感染の形で継続して現れており、感染経路がまだ明らかにされていない患者の割合も依然として高く、油断してはいけないという声も相変わらずだ。中央防疫対策本部(中央防疫対策本部)によると、1日午前0時の時点でこの2週間に感染経路を知ることのできない患者の割合が24.3%に達し、去る1月の国内コロナ19患者発生後で最高値を記録した。

  • 感染経路未詳患者の比率


高麗大学病院感染内科のキム・ウジュ教授は、「社会的距離の確保2.5段階の施行によって確定者の急増はやや防げるだろうが、一日あたり50人未満のレベルに戻るのは難しいだろう」とし、「現在は確定者数が減った状況ではなく、感染経路を調査中の患者の割合の増加に引き続き注目しなければならない」と強調した。

ソウルでは少なくとも17ヶ所で集団感染事例が発生した。道峰区の運動施設と銅雀区のカード発行会社、江東区の病院、城北区の老人ホーム、冠岳区の医院などが新規集団感染地として浮上した。特に銅雀区のカード発行会社では4人の新規感染者が発生し、累積確定者36人を記録した。この日、ソウル市西大門区の警察庁本庁で、情報局所属の警察幹部が陽性判定を受けた。これにともない警察庁本館10階が一時閉鎖された。

■ ソウル市、コンビニの夜間飲食を禁止

ソウル市はさらに拡散傾向を遮断するために、コンビニや短期貸切バスに対する規制を強化することにした。休憩飲食店であるコンビニも一般的な飲食店と同様に、夜9時以降は室内や屋外のテーブルで飲食することができない。ソウル市はコンビニ業界の加盟本部に夜間飲食禁止を含む集合制限命令の案内・協調に関する公文をこの日発送した。この日からソウル市はコンビニの防疫上の注意事項の遵守に対する現場点検にも乗り出した。

確定者数の増加に比べて疫学調査官の数は途方もなく足りないことから、防疫当局の悩みは大きくなっている。中央防疫対策本部のクォン・ジュヌク副本部長は、「国内疫学調査官の総定員は285人だが、来る5日から稼動予定の人材は238人程度」だとし、「疫学調査に明らかに限界があるだけに、国民の距離の確保の実践でこれを埋めなければならない」と強調した。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者/パク・スンチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-09-01 17:51:23