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韓、防疫当局「すでにコロナ19は戦時状況」

来週、一日千人以上の可能性 

  • 韓、防疫当局「すでにコロナ19は戦時状況」

  • 7日、ソウル市内の高校の教室で教師が遠隔授業に書き込むコンテンツを用意している。首都圏の社会的距離の確保2.5の段階格上げに基づいて7日から2週間中・高等学校前年生の授業が再びリモートで切り替えた。 [ハン・ジュヨン記者]


国内のコロナ19新規感染者は二日連続で600人台を記録した。防疫当局は首都圏のコロナ19状況を「戦時状況」と規定し、今週は550~750人で、来週は900人以上の確定者が出てくるかもしれないと明らかにした。

7日の中央防疫対策本部によると、この日の午前0時の時点でコロナ19の新規感染者は615人だ。平日よりも検査件数が1万件近く減った週末だが、相次いで600人台を記録したわけだ。検査件数との比較で確定者者数を計算した陽性率は4.24%(1万4509人のうち615人)で、直前日の4.39%(1万4371人のうち631人)に続いて再び4%台だ。

中央災難安全対策本部のパク・ヌンフ1次長は、「首都圏はすでにコロナ19の戦時状況」だとし、「今の傾向だと1~2週間後には一日の確定者は1000人を超える可能性がある、悲観的な見通しが現実になるかもしれない」と警告した。前日に政府は8日の午前0時から3週間、首都圏の社会的距離の確保は2.5段階で、非首都圏は2段階に格上げすると発表した。 2.5段階では50人以上の集まりやイベントを禁止し、フィットネスなどの屋内体育施設と学習塾は集合が禁止される。

ナ・ソンウン中央防疫対策本部第1副本部長も、「現在の傾向が続けば今週は毎日550人から750人、来週には毎日900人以上の患者が発生する可能性もある」とし、「一時停止で流行を阻止できなければ、社会活動を全面制限する最後の措置しか残らなくなる」と述べた。

感染再生指数は1.23レベルで、継続して患者が増加している状況だ。この日もソウル市城東区の耳鼻咽喉科(18人)、京畿道高陽市の特別養護老人ホームⅡ(18人)、慶尚南道巨済市の素材企業(13人)などで新規に集団感染が発生した。さらに梨泰院の飲み屋5ヶ所の関連確定者が11人確認されて、防疫当局が先月26日から今月4日までの間の訪問者は検査を受けるようにと要請した状態だ。このほかにソウル市鍾路区「パゴダタウン」レストランは、36人が追加されて累積112人が確定された。蔚山南区のある療養病院は76人が追加され、累積で92人が確定された。ここ2週間で感染経路を調査している事例は1286人で、全体の17.8%に達している。

危篤・重症患者は前日よりも1人増えて126人であり、ただちに入院可能な集中治療病床は全国で45床、首都圏は13床だけだ。死者は4人増の549人であり、今月だけで20人以上が死亡した。

政府はコロナ19確定者をすばやく見つけために、唾液検体活用の遺伝子増幅(PCR)検査と迅速抗原検査を導入することにした。ソウル地域で医療関係者がいない社会福祉施設は、施設長などの監督の下で被検査者が自らの唾液を採取して、民間受託機関で検査するようにする唾液活用PCR方法を導入する。唾液検査は来週から普及される。唾液活用PCRは感度(実質感染者のうち何人を見つけることができるかどうか)92%で、これまでの鼻咽頭の検体方式と大きく落ちなかった。また首都圏の精神病院・療養病院のうちで希望する機関は、常駐医療関係者が自主的に検体を採取して迅速抗原検査を行うことができる。

首都圏地域の会社員・若年層がコロナ19の検査を容易かつ迅速に受けることができるように、選別診療所の夜間・休日運営を大幅に拡大し、大規模な乗車診療(ドライブスルー)検査所も設置する方針だ。

一方で政府は8日、コロナ19ワクチンの導入計画を発表する。
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  • 毎日経済_チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-07 17:56:24




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