韓、3人に2人は「まず様子を見て」…「すぐ接種」は28%


コロナ19から抜け出す近道は全国民がワクチン接種を終え、65~70%以上が集団免疫を形成して抗体を持つことだが、コロナ19ワクチンに対する国民の信頼は期待ほど大きくないことがわかり、政府の集団免疫目標に支障が予告された。

ソウル大学のユン・ミョンスン保健大学院教授チームが今月の8~10日、全国の成人男女1094人を対象にコロナ19認識調査を進行して14日に発表した資料によると、67.7%が「ワクチン接種はもう少し見守って、接種するつもり」だと答え、「早く接種を開始する」(28.6%)よりも比率がはるかに高かった。 10人のうち約7人がワクチン接種に微温的な反応を見せたわけだ。

ワクチン自体に対する不信とともに、ワクチンが安全で効率的だとする政府に対する不信もそれぞれ32.5%と46.3%で現れ、「ワクチン接種に対する恐怖が大きくなった」という回答が28.1%で、「期待が大きくなった」の25.6 %より多かった。これは今後、ワクチンの副作用が発生した場合に「接種恐怖」→「接種拒否」につながる公算が大きい。昨年10月のインフルエンザのワクチン接種後に死亡が続出した「インフルエンザワクチンフォビア(恐怖症)」が、コロナ19ワクチン接種にもまた再現される可能性を排除することはできない。

このために政府の方針とは異なり、集団免疫の形成に支障をきたすのではないかという懸念が出ている。防疫当局は今年の秋のインフルエンザが流行する前の、11月を集団免疫形成の時点としている。政府は国民の63~70%に相当する3200万~3600万人がワクチン接種を完了すると、集団免疫の形成が期待できると述べている。

高麗大学病院のキム・ウジュ感染内科教授は、「ワクチンは副作用が生じた場合に拒否する。新型インフルエンザ当時にも医療スタッフと高危険群、児童の順に接種したが、残りは接種していなかった」とし、「コロナ19ワクチンも先月に実施した世論調査の結果、87%がワクチン接種の意向を明らかにしたが、実際にはそうでないこともある」と憂慮した。

このようななかで、米国で基礎疾患がない健康な50代の医師がワクチン接種後に死亡するケースが出てきた。産婦人科医であるグレゴリー・マイケル氏(56)は、米ファイザー製ワクチンを接種して16日目の去る3日に脳出血で死亡した。同氏の妻は、夫が先月18日にワクチンを打つた3日後に手と足に点状出血が発生し、「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」の診断を受けて集中治療室に入院したが、けっきょくこの世を離れたとした。

これに先立ち、ファイザー製ワクチンを接種したポルトガルのある医療スタッフは二日後に、心臓病を患っていたイスラエルの男性は2時間後に死亡した。セブランス病院のイ・ヒョクミン診断検査医学科教授は、「米国は400万人を接種する過程で、10万人当たり1人の割合で急性アレルギーであるアナフィラキシーが発生した」とし、「深刻な水準ではないが、中長期的な副作用は追跡すべきだ」と語った。

共に民主党のホン・イクピョ政策委議長は14日、党の政策調整会議の冒頭発言で「11月まで接種を完了し、集団免疫を形成することが防疫当局の目標」だとし、「優先接種推奨対象の80%、全国民の70%接種を目標に予防接種が実施されるだろう」と語った。またホン議長は「自治体を通じてワクチン事業を実施し、ワクチンの流通・保管・管理接種方式などの違いを考慮して接種センターや委託医療機関などで接種可能にする」と説明した。
  • 毎日経済_イビョンムン医療シニア記者/ムンジェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-01-14 17:51:01