ソウル市、接種センター29ヶ所を可動…26日から第1次接種



  • 国内初のコロナ19ワクチン接種を控えた24日、慶尚北道安東市のSKバイオサイエンス工場で委託生産された英アストラゼネカ製ワクチン15万人分を載せた車両がソウルへ向かう。 [写真=MBNニュースから]


ソウル市は来る26日、市内の療養病院と療養施設の患者・従事者2万人を皮切りに、10月の終わりまでにソウル市民約606万人に対するワクチン接種に着手する。接種対象者を優先順位によって3段階に分類して順次拡大する一方で、委託医療機関と予防接種センターなども徐々に増やすことにした。ソウル市の1号接種センターは城東区庁内の多目的ホールに設置され、来月中旬から運営に入る。

24日、ソウル市はこのような内容を盛り込んだ「ソウルワクチン接種推進計画」を発表した。ソ・ジョンヒョプ ソウル市長権限代行はこの日午前、コロナ19オンラインブリーフィングで「18歳以上のソウル市民の70%以上にあたる約606万人の接種を、インフルエンザの流行シーズンが来る前の10月末までに完了する」と明らかにした。

まずソウル市は重症・死亡リスク、医療・防疫・社会必須機能、地域社会伝播リスクを考慮して、接種対象者を優先順位によって3段階に分けた。第1段階(2~3月)の接種対象者は9万6000人だ。ソウル市は26日から、ソウル市内の療養病院137ヶ所と療養施設277ヶ所の65歳未満の入院・入所者、従事者など2万2615人に対する接種を優先的に実施する。以後、高リスク医療機関従事者やコロナ対応要員など、残りの1段階対象者に対する接種にも着手する。療養病院・介護施設の場合は、医師が勤務する療養病院はワクチン直送を通じて独自に接種し、療養施設は保健所の訪問接種チームが訪れたり、施設の医師を介して接種が行われる。ソウル市は、第1段階の対象者のうちの92.1%がワクチン接種に同意しただけに、1次接種は3月までに、2次接種は4~5月までに完了するという目標だ。

第2段階(4~6月)の接種対象者は185万人だ。 65歳以上の高齢者154万5000人、高齢者在家福祉施設利用者・従事者1万5700人、1段階接種の対象から除外された医療機関・薬局従事者26万人などが該当する。 3段階(7~10月)の接種対象者は50~64歳の成人、高血圧などの慢性疾患、軍隊・警察、消防、教育・保育施設従事者などの411万人だ。

ワクチン接種はワクチンの特性と導入時期および接種対象者の状況を考慮して、予防接種センター、委託医療機関、訪問接種の3つの方法で行われる。

まず予防接種センター30ヶ所では超低温管理が必要な米ファイザーと米モデルナ製ワクチンの接種が行われる。政府が中央接種センター1ヶ所を国立中央医療院に設け、ソウル市は29ヶ所の地域接種センターを設置して運営することにした。地域接種センターは自治区ごとに1カ所ずつ設置するが、人口が50万以上である江南区、江西区、蘆原区、松坡区は1ヶ所を追加で確保する。ソウル市の1号地域接種センターは城東区庁内の多目的ホールであり、3月中旬から運営される。

超低温管理の必要がない英アストラゼネカ製ワクチンは、委託医療機関と訪問接種チームを通じて接種される。ソウル市は6月末までに自宅の近くでワクチンを接種できるように、3500ヶ所の委託医療機関を確保するという目標だ。訪問接種は予防接種センターや委託医療機関を訪れることが困難な市民が対象であり、主に第1段階対象者に実施される見通しだ。

一方、ソウル市は接種者にインセンティブを与える案は検討しておらず、ワクチン接種を拒否している市民への対策は疾病管理庁と協議し、今後に発表するという立場だ。ソウル市のパク・ユミ防疫管制官は「イスラエルのグリーンバッジのように、接種にインセンティブを付与する案は検討していない」とし、「ただし接種者は接種後に証明書を発行する予定だ」と語った。
  • 毎日経済 | チェ・ヒョンジェ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-02-24 17:19:02