トップ > テクノロジー > IT・科学 > 韓国の基礎科学研究院 - 日本の理化学研究所、共同研究MOU

韓国の基礎科学研究院 - 日本の理化学研究所、共同研究MOU


  • 韓国の基礎科学研究院 - 日本の理化学研究所、共同研究MOU
△写真=RIKENの松本紘理事長、未来創造科学部の崔楊姫(チェ・ヤンヒ)長官、キム・ドゥチョルIBS院長(左から)が、共同研究などのため、業務協約(MOU)を締結した

韓国の基礎科学研究院(IBS)は25日、日本の理化学研究所(RIKEN)と加速器分野をはじめとしてナノ科学、免疫学など幅広い分野について共同研究を進めるとして、了解覚書(MOU)を締結した。この日の了解覚書の締結により、基礎科学研究院は理化学研究所の先端設備を活用して研究を進めて、最新の情報交流を介して研究能力を高めることになる見込みだ。

理化学研究所は、ノーベル科学賞の受賞者を多数輩出した世界的な基礎科学研究所であり、日本9つの地域の研究所および研究センター12カ所で研究員約3500人が働いている。基礎科学研究院が特に関心を持っている協力分野は、加速器関連の事業だ。日本で初めて加速器を作った仁科芳雄物理学者の名前を付けた仁科センターを運営している理化学研究所と一緒に、稀貴同位元素ビームの生成施設検出器の共同研究に取り組む予定だと研究員側は明らかにした。

重イオン加速器の建設構築事業のチョン・スンチャン団長は「今回のMOU締結で、2021年韓国の重イオン加速器が完成するまでの人材育成と日本の加速器を活用して共同研究を行うことができるようになった」とし「加速器以外にも様々な分野での協力研究を体系的に進めることができようになった」と説明した。

基礎科学研究院のキム院長は「RIKENはIBS設立当時、ロールモデルのひとつだった」とし「両機関が協力して、より良い研究成果を出せることを期待する」と明らかにした。この日の了解覚書の締結に、未来創造科学部のチェ長官が出席した。
  • 毎日経済 埼玉県和光市=ファン・ヒョンギュ特派員 / ソウル=ウォン・ホソプ記者 / 写真=理化学研究所 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-25 17:22:26




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア