トップ >
テクノロジー > 健康・医学 > 麻薬・酒よりも強力な砂糖中毒…食べるほどにもっと欲しくなる
タバコ、酒、麻薬と同様に砂糖も現代人を中毒の沼に陥れる物質であると、英国のデイリーメールが26日(現地時間)報道した。
デイリーメールは腹腔鏡専門医であり体重減少プログラム専門家のサリー・ノートン(Sally Norton)博士を引用し砂糖中毒は肥満、糖尿を誘発し、心臓疾患、がんの発病率を高めるという点から酒、タバコと同じように危険であると、このように伝えた。
ノートン博士は砂糖中毒の威力は麻薬中毒よりも強く、動物実験にてコカイン中毒となった実験用マウスがコカインの代わりに砂糖を選んだりもしたと付け加えた。そうしながらも、砂糖も代表的な中毒物質であるタバコ、薬物、酒と似た中毒行動が現れるとノートン博士は伝えた。博士は砂糖は食べるほどに不足感が大きくなり、ついには体重が増えることとなる悪循環が起きると分析した。つまり、食事を多く食べるが、食事から受ける満足感は減ることとなり、再びより多くの量を求めるようになるということだ。
世界保健機構(WHO)は一日に小さじ6杯程度の砂糖量を摂取するように推奨している。しかし、オレンジジュース1杯とコーラ1本だけで砂糖が小さじ9杯も入っており、シリアルやサンドウィッチにも小さじ1杯以上の砂糖が含まれている。