現代モービス、未来の共有型コンセプトカーを公開

「エムビジョンPOP」と「エムビジョンX」 


  • 現代モービスが提示する未来の共有型コンセプトカー


スマートフォンを車の中に持ってきて置くと、そのままコクピット(運転席インパネ)になった。下車した後はスマートフォンのみを動作させても、4つのタイヤが90度ずつ回転し、犬のように横ばいになって転がっていった。その後、タイヤはさらに90度回転して元の形状を備えている。縦列駐車がこのように容易になるとは…。

31日、京畿道龍仁の現代モービス技術研究所では、現代モービスが独自に開発した未来のモビリティコンセプトカーが2台登場した。 2019年と昨年にそれぞれ「エムビジョン」と「エムビジョンS」という未来型モビリティを発表した現代モービスが、今回は新たコンセプトカー2台を追加で披露した。 2人乗り電気自動車の「エムビジョンPOP」と、4人乗り自律走行電気自動車「エムビジョンX」だ。

エムビジョンPOPはいわゆる「フォビリティ(Phobility)」だ。フォン(phone)とモビリティの合成語で、スマートフォンで楽しむ車だ。スマートフォンのアプリを介してエムビジョンPOPとあらかじめオンラインで接続した後に車両に搭乗し、ステアリングホイールの前のスタンドにスマートフォンを置くと、そのままインストルメントパネルになる。スマートフォン」のナビ画面は、車両前面のディスプレイに表示される。

4人乗りのエムビジョンXでは、室内のまんなかに位置する正方形の柱状インパネ(バーチカルコクピット)が最も目立った。正方形の面がそれぞれ28インチのディスプレイで構成されたバーチカルコックピットは、人の動作を認識して、搭乗者が入るとすぐに反応する。コクピットを介して人工知能(AI)スピーカーやインフォテインメントなど、走行関連のすべての機能を制御することができる。特に車両の360度透明窓ガラス全体があたかも公演場のように変化した。エムビジョンXから降りると、紫外線殺菌を通じた車両消毒も行われた。

現代モービスは今後5年以内にエムビジョンPOPから製品化する計画だ。エムビジョンXは完全自律走行時代が開かれることに合わせ、開発速度を調節する方針だ。

この日、現代自動車ジェネシスも電気自動車をベースにした新しいコンセプトカー「ジェネシスX」を公開して目を引いた。去る26日に米ロサンゼルスで公開されたジェネシスXは、ジェネシスを象徴する核心的設計要素である「2ライン」を極大化したことが最大の特徴だ。

現代モービスのエムビジョンXは自律走行タクシーとして活用される可能性が大きいなかで、現在は試験的に米国で行われている現代自動車グループの自律走行ロボタクシー事業も具体化している。米国の自律走行企業のアプティブ社と現代自動車が合作した米モーショナルは去る30日、現代自動車製「アイオニック5」を2023年から米国自律走行ロボタクシーとして活用すると発表した。
  • 毎日経済 | ソ・ヂヌ記者/ソ・ドンチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-03-31 22:46:52