トップ > テクノロジー > IT・科学 > 白虎の整備所経営の話、中古部品が整備業者の未来

白虎の整備所経営の話、中古部品が整備業者の未来

scntiger.blog.me 

最近、自動車整備業界がかなりの景気後退を経験している。大企業の整備業者の増加による過度な競争と保証期間の拡大、車両の品質向上などで、相対的に整備業者を訪れる顧客が減っている。

これにより、自然と、いわゆる近所のカーセンターは経営難で大きな困難に面している。もはや差別化された競争力を持たない整備業者は持ちこたえることができない状況だ。しかし、不況でも差別化された事業戦略で、むしろ売上高が以前に比べ、1年で4倍以上に成長している整備業者がいる。

  • 白虎の整備所経営の話、中古部品が整備業者の未来
大田市中区加陽洞(カヤンドン)に位置する「セチョンニョンン(新千年)カークリニック(代表キム・ヨンワン)は、差別化戦略を介して成長を続けている。

キム・ヨンワン代表はセチョンニョンンは、顧客のニーズを正確に把握したことが成功の鍵だ」と述べた。顧客が近所のカーセンターを思い浮かべるとき、大企業整備会社に比べて整備技術力の不信、不当な料金の心配など否定的なイメージを思い浮かべやすい。

これらの偏見を破り、顧客に近づいていきたいと思い、セチョンニョンのキム・ソンホ室長は、「白虎の整備所経営の話(http://scntiger.blog.me)」というブログを2014年1月から運営している。顧客の車を整備する実際の事例をブログに上げ、日常の話を込めると、人が訪ねてくるようになり、信頼と親近感が蓄積され始めた。

さらにブログには、食べ物について、献血証明書の寄贈イベント、給油券を提供するイベントなど、車と関係ないように見える内容も公開し、単純な整備の内容だけでなく、世の中を一緒に分かち合える姿も一緒に見せた。

最近、キム室長が今後の事業戦略として悩んでいるのは、自動車中古部品事業だ。

「自動車再利用の中古部品活性化説明会」に参加して内容を聞き、顧客に低価格で、優れた品質の中古部品を提供すれば、より一層特化した利点を作ることができると判断した。今まで否定的な認識とびったりとあう部品の入手が困難で、顧客に勧めすることを躊躇してきたが、新製品に比べて30~50%の価格で手頃なだけでなく、10万個以上のさまざまな部品や返金・交換保証制度が付いている部品通販、Gパーツ(www.gparts.co.kr)に出会い、考えが変わった。

Gパーツで中古部品を購入し、顧客に提示すれば、十分に魅力的に見えると判断し、実際に数回Gパーツで中古部品を購入し、顧客に提示した後、Gパーツの中古部品事業をすることを決定した。

キム室長は「中古部品の使用が普及していない状況では消極的だったが、使用後には価格と性能に満足している顧客を見て、ブログを介して中古部品についての親切な案内と交換と返金が100%保証される制度の信頼性を見せるならば、勝算がある」と思っていた彼の予想はぴったり合致した。ブログを介して顧客に信頼感を築き、友好的な説明とともに信頼できる中古部品を勧めて、価格的なメリットを与えた結果、インターネットの口コミで顧客が訪れ始めてから、売上が大幅に上昇した。

中古部品を適切に確保できず、中古部品のサービスを提供できないでいる周辺のカーセンターもGパーツのB2Bビジネス(リサイクルビズ)を通じてオフィスと代理店網を介して中古部品を供給し、早い配送と価格的なメリットまで受けることができる、Gパーツの代理店事業は、今後、整備業者の良いビジネスモデルになると見受けられる。

オンラインで連携された事業で、地域の顧客中心の既存のカーセンターの限界を克服し、安価で信頼性の高い中古部品で大手整備会社との競争で価格と差別化戦略で事業をすることがセチョンニョン(新千年)の特化戦略だ。
  • 毎経ドットコム | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-23 11:28:10




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア