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[単独] ネイバー、世界最高のAI学会で論文19本採択される


ネイバーが人工知能(AI)分野の世界的学会で、際立った基礎研究成果を次々と出している。ここ数年間は売上げの25%を研究開発(R&D)に投入し、国内外の有数な大学と手を組んで産学協力を強化してきたことが実際の成果につながっていると分析される。

25日の情報技術(IT)業界などによると最近、世界的なAI学会である「ICLR 2022」でネイバークローバ(NAVER CLOVA)所属の研究者らの論文12本が採択された。 ICLRは特にマシンラーニング分野ではグーグルのスカラーランキングで1位に上がっている世界最高権威のAI学会だ。

学界の関係者は「世界的な機械学習学会で2桁の論文採択は国内企業の中で初めてであり、アジア圏の企業全体でもトップクラスの成果」だとし、「韓国AI企業の歴史に記録されるほどの歴代級の結果」だとした。

ICLRに続いて世界最大の音声AI学会である「ICASSP 2022」でも、ネイバーAIラボとクローバ所属の研究者らの論文7本が採択された。

特に今回の成果は昨年に始まった、ソウル大およびKAISTとの合同研究による結果物という点で意味があるという評価を受ける。ネイバーは昨年から「KAIST・ネイバー超創意的AI研究センター」と「ソウル大・ネイバー超大規模AI研究センター」を設立し、関連する研究に突入した。ネイバーがソウル大およびKAISTと手を組んだのは、AI業界の新しいパラダイムとして浮上した「超巨大(Hyperscale)AI」研究のためだ。

ネイバーは海外のAI研究開発生態系の造成にもスピードを高めている。ネイバーは2017年6月、欧州最大のAI研究所である仏ゼロックスリサーチセンターヨーロッパ(XRCE)を買収し、「ネイバーラボ欧州」を設立した。これを筆頭に日本やベトナム、香港や米国などでさまざまな研究機関と協力を続けている。今年の上半期には独エバーハルト・カール大学テュービンゲンと「信頼可能なAI」研究のための共同研究センターを設立することが確認された。

ネイバーは北米地域でもAI R&D組織を拡大する方針だ。海外の人材を獲得してネットワークを強化し、検索分野の先行技術お研究開発にも拍車をかけるという構想だ。

AIと検索分野の海外の若手研究者も次々と迎え入れている。ネイバーは最近、マサチューセッツ工科大学(MIT)のキム・ユンヒョン教授とラトガース大学のカール・ストラトス教授を「ネイバー・スカラー」として迎え入れた。ネイバー・スカラーは、米国や欧州内の大学や研究機関などに在職しながら、次世代AI技術と検索サービスの開発を主導する役割を果たす。キム教授とストラトス教授は、ネイバーアメリカのAIセンターである「ネイバーサーチUS」で検索サービスのあちこちに適用される技術開発に集中する計画だ。

研究成果は論文指標でも確認されている。ネイバーは全世界の最高権威のAI学会論文採択で、まい年年間最高記録を更新している。
  • 毎日経済 | ファン・スンミン記者
  • 入力 2022-01-25 17:22:33




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