トップ > テクノロジー > 健康・医学 > 膀胱がんの主犯はやはり喫煙…発病危険度は4倍に増加

膀胱がんの主犯はやはり喫煙…発病危険度は4倍に増加


  • 膀胱がんの主犯はやはり喫煙…発病危険度は4倍に増加
膀胱は尿を保存して排出する筋肉器官として中が空の袋と同じだ。男性は直腸のすぐ前にあり、女性は膣の前の子宮の下に位置している。膀胱は3つの穴がある。2つは尿管と繋がっており、残り1つは尿道と繋がっている。

膀胱は通常、成人の場合400~500cc程度まで尿を保存することが出来るが250㎖(250cc)程の尿が溜まると腎臟受容器が感覚神経の興奮を脊髄に送る。その結果、運動神経が脊髄から興奮されて膀胱が収縮し、括約筋が弛緩して尿を送るようになる。青少年と成人は脳がこのような反射を調節して適切な時期に排尿を遅らせる役割をする。

膀胱の代表的な疾患として膀胱がん、膀胱炎、膀胱結石、膀胱憩室、膀胱結核などがある。膀胱がんの最も大きな原因には喫煙が挙げられている。

喫煙は4倍(2~10倍)程度の膀胱がんの危険性を高めるものと報告されている。膀胱がんは喫煙したタバコの本数、喫煙期間、タバコの煙の吸引程度に比例する。男女間の差はなく、喫煙を開始した年齢が若いほどに危険性が高まる。喫煙をすることになって吸収される発がん性物質が尿として排出され、膀胱粘膜との持続的な接触によって膀胱がんを引き起こすものと知られている。膀胱がんの典型的な症状は尿に血が混ざって出る血尿だ。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-04 04:11:02




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア