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建国大の研究チーム、服のように着る太陽電池技術を開発


建国大学校工科大学融合新素材工学科のチョン・ヨンソク教授の研究チームは、服のように自由に体に身に着けることができる(ウェアラブル性能)繊維型のペロブスカイト(Perovskite)太陽電池と金属フレキシブル基板のペロブスカイト太陽電池の開発に成功したと10日、明らかにした。

研究チームによると、今回の繊維型次世代ペロブスカイト太陽電池の研究で、これまでに開発されていた繊維型太陽電池の問題点である、短絡的な二酸化チタン緻密層と不均一な多孔性二酸化チタンコーティングの問題を解決するために、陽極酸化方法を活用した二酸化チタンディンプル(dimple)ナノ構造を開発し、適用した。これにより、連続的な二酸化チタン緻密層の形成、均一な多孔質二酸化チタンコーティング、焼結時の構造の維持および素子の復元力を向上させた。

繊維型太陽電池の研究についてチョン・ヨンソク教授は「繊維型ベースの次世代ペロブスカイト太陽電池は、従来の研究が不足している分野で、今回の研究の結果が、繊維型ベースのペロブスカイト太陽電池の研究の基礎となると期待される」と述べた。

今回の研究結果は、国際著名学術誌『JMCA(Journal of Materials Chemistry A、IF:7.443)』の最新号に表紙論文として掲載された。
  • 毎経ドットコム チョ・ソンシン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-10 13:45:11




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