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うんざりするほどほぐれない慢性疲労

体のどこかが故障したという信号・・・あ~疲れた/解消する方法は、よく食べてよく休み、よく寝てストレス除去してこそ解決/2週越えて続く時は心血管・腎臓疾患など疑う・・・病院に行って原因追求してこそ 

  • うんざりするほどほぐれない慢性疲労
「どれだけ寝ても疲労がほぐれない」「疲労がひどく仕事に集中できない」「疲れて消化がされず肩が重い」

疲労は全ての疾病の前兆症状だ。しかし、生活するためにどうしようもない「運命」として受け入れ、疲れる日々を送る人たちが大部分だ。疲労の原因と症状は年齢と性別によって異なる。10・20代の学生は机に囲まれており疲れ、30・40代の会社員は夜遅くまで続く酒と接待で疲れる。50代の主婦は更年期の症状で、60・70代の男性は心臓病のような疾患のせいで疲れる。一般的に夜勤もなくきつい運動をしなかったのに疲れるなら、健康に何らかの問題が生じたのではないだろうかと心配するようになるものだ。疲れると訴える人のうち、病院を訪れ検査を受けても異常がないという答えだけを聞く時が多い。

だからといって健康だといえるだろうか?健康寿命専門家でMBNトークショーに頻繁に出演するパク・ミンソン博士(前・順天郷大病院教授・トーマルグン内科院長)は、「疲労が続くなら、これは私たちの体に疾病が生じる可能性があるという信号を送るもの」だと語った。パク院長は、「スウェーデンの人たちはなぜ疲れないのか」(ハンビッライフ出版)という本で、疲労が原因になる疾病として貧血/肝炎・結核・癌など体をかじり取る消耗性疾患/アトピー・エリテマトーデス・リウマチなど自己免疫疾患/心血管疾患/慢性肺・肝・心臓疾患/ホルモン異常疾患/代謝障害異常疾患/憂鬱症/慢性疲労症候群など9種類を挙げた。

貧血は血液中の赤血球が足りずに生じる疾患で、慢性疲労とを呼び起こす最も一般的な原因だ。赤血球には人体細胞に酸素を運搬するヘモグロビンがあるが、貧血があると細胞への酸素供給が足りなくなり、細胞活動が減少しながら疲れるようになる。ヘモグロビンは鉄分とタンパク質でつくられるため、鉄分が足りない鉄欠乏性貧血が最も一般的だ。主に女性にあらわれるが生理の量が多かったり過度なダイエットが主な原因だ。胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍による出血、腸炎や痔による腸出血も貧血の原因になったりもする。癌・肝炎・結核などのような私たちの体をかじり取る消耗性疾患も私たちを疲れされる。体に癌が生じると、癌細胞が速い速度で育ちながら酸素とエネルギーをたくさん消耗するため、正常な細胞が正しい機能ができなくなり、疲れて体重減少につながる。B型肝炎やC型肝炎のようなウイルス感染も肝に浸透し、肝を損傷させて疲労を加重させる。

  • うんざりするほどほぐれない慢性疲労
  • 疲労の原因は肉体と脳をはじめ、各種の疾患と関連があると知られている
    とくに貧血・ホルモン分泌異常、低血圧などが関連しているとみている

私たちの体には免疫機能があるが、外部から細菌やウイルスが侵入すると退治する。しかし時々、自分の体の一部分を敵と認識して攻撃する自己免疫疾患が生じる。アトピー・エリテマトーデス・血管リウマチ・関節リウマチ・クローン病・強縮性脊椎炎などが代表的な自己免疫疾患だ。アトピーは肌を、エリテマトーデスは毛細血管を、関節リウマチは小さな関節を、血管リウマチは小さな血管を、強直性脊椎炎は脊髄関節を、クローン病は大腸の粘膜を攻撃する。自己免疫疾患により攻撃を受けた身体部位は破壊され慢性的に炎症が生じ、疲労と微熱の症状が持続的に発生する。

心血管疾患がひどかったりストレスが多くても疲れる。栄養分と酸素を体の隅々まで伝達できるようポンプの役割をする心臓が弱いと、酸素と栄養分が不足し、人体すべての細胞が正しく機能できない。当然、各種疾病が生じ疲れる。ストレスを受けると末梢血管の循環が悪くなり疲れる。血管壁にコレステロールのような老廃物が積もる動脈硬化症が生じると末梢血液循環障害が発生し、疲れるようになりながら心筋梗塞や脳卒中のような致命的な病に露出されることがある。ホルモンも疲労と密接な関連がある。男性ホルモン・女性ホルモン以外に、成長ホルモンは成長が止まった大人にも必ず必要だ。成長ホルモンは筋肉と骨を丈夫にし、脂肪を分解してタンパク質を生成しながら免疫機能を維持するようになる。しかし、成長ホルモンが足りないと疲れ、集中力と記憶力が減少する。甲状腺ホルモンも分泌が活発で甲状腺機能亢進症が発生すると、代謝作用が速くなり性格がせっかちになりながら目が前に飛び出る。代謝が速くなるとまた疲労感があらわれ、たくさん食べても体重が落ちる。これと反対に、甲状腺機能低下症があると代謝作用が遅くなりながら疲れ、脈拍が遅くなり消化障害が生じる。

筋肉痛とともに疲労があらわれると、慢性疲労症候群を疑ってみることができる。色々な検査をしてみても特別な原因がなく、症状が6か月異常続くなら慢性疲労症候群と診断するが、日常生活が難しいほどに疲労がひどく筋肉痛を伴う。

慢性疲労症候群を完治する方法はまだなく、現在は鎮痛剤と憂鬱症治療剤を使用し、認知能力と運動能力を改善するための再活治療を並行する程度だ。疲労を解消する近道は良く食べよく休みことだ。また、ストレスをほぐさなければならない。特別な理由がないのに疲労が長い間続くなら、病院を訪れ疲労を誘発する疾患を探し出さなければならない。ストレスがあると活性酸素が多く発生する。活性酸素は自動車の排気ガスのような物質で、私たちの体に活性酸素濃度が高いと細胞を疲れさせ、遺伝子を損傷させながら血液を濁らせ、血液循環を妨害する。

しかし、ストレスを全く受けないで暮らすのは不可能だ。このため、ストレスをうまく治めるのが最も良い方法だ。

避けられないストレスなら肯定的な感情で生活を楽しむことだ。楽しく肯定的な心はつらくても緊張を緩和させる効果があり、自然と深刻な血管合併症の危険を低くすることができる。運動とともに規則的な睡眠習慣もストレスを克服する良い方法だ。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン_医療専門記者/写真_キム・ホヨン記者, Photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-04-22 15:47:02