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HOSAN P&T、耐熱性・耐寒性に優れたエコ・テープ開発

日本に続き、インドからも注文が押し寄せる 

  • HOSAN P&T、耐熱性・耐寒性に優れたエコ・テープ開発
  • < 1962年生まれ/全南大学高分子工学科/全南大学生命科学技術学博士修了
    1997年HOSAN商事代表(現在)/2010年HOSAN P&T代表(現在)>

「気難しいと噂の出た日本の業者とエコ・テープ供給契約(月15億ウォン規模)を結びました。日本のバイヤーたちの呼応がすばらしいです」全羅南道羅州でエコ・テープ工場を運営するHOSAN P&Tのイ・インホ代表(52)の口元から笑みが絶えなかった。

刻苦の努力の末に開発したエコ・テープを世間が認め始めたので、これよい良いことはないだろう。イ代表は製品ひとつだけで勝負した。どのみちマーケティング資金もなかった。去る4月、日本の東京食品酒類博覧会に参席できたのも「エコ・テープが食品包装に使用できるかもしれない」と言い張った末に得た結果だった。

イ代表の無謀な挑戦は去る5月、インドのムンバイ展示会でも続いた。「12億人を越えるインドの人たちが、テープひとつずつ購入すればどれだけ良いだろうか」とうう思いを持って初めて挑戦に乗り出した。2日間の展示会の期間中、インドの業者50社余りが関心をみせた。そのうち3~4社の業者はインドでの販売権利を要求し、すぐに契約を締結しようといった。

海外の展示場で最も「ホット」な製品として浮上


「世界的なIT企業にテープを納品するある業者とは、契約関連の具体的な話まで行き交ったが、代金決済方式で異見がありました。その業者はインドの景気が以前のようでないとしながら帳付け方式を要求し、私たちは受け入れられないといいました。幸い、他のバイヤーとは協商がうまくいき、テスト物量を送ることができるようです。まずはコンテナ1ボックスに20フィートのテープをいっぱいに満たして送り、反応が良ければ追加契約を結びます」

イ・インホ代表がエコ・テープに関心を持ち始めたのは大学卒業後、ある産業用接着剤の専門会社に就職してからだ。実際に現場でテープを製作していると、揮発性溶剤が人体にどれだけ有害なのか分かるようになった。それ以降、彼は水で粘着剤を溶かしてつくる水溶性テープ開発に没頭し始めた。しかし、中国から押し寄せる低価テープに押し出され、国産テープはぽつりぽつりと市場から消え始めた。イ代表が勤務していた業者も廃業せざるをえなかった。

彼は産業用材を流通する小さな会社を立てた後、昼耕夜誦の努力で修士・博士過程を踏んだ。エコ・テープを開発するという一念ひとつで再び学生の身分に戻ったということだ。

初期開発段階では世界的な化学業者ダウケミカルと手を組んだりもした。すでに開発段階から技術力は認定されていたという意味だ。エコ・テープが世の中に出たのは、去る2012年6月頃。わずか2年前だ。イ代表はエコ製品の優秀性を知らせるため、EQ(Eco-Quality)マーク、環境表示認証書などエコ製品であることを証憑する各種認証と特許庁の特許に続き、米国食品医薬局(FDA)の農水産物包装用テープ使用承認まで受けた。

「油性テープは時間が過ぎると揮発性が飛んで接着力が弱くなるが、私たちの製品はその反対です。耐熱性・耐寒性に優れたのも自慢です。海外で"メイド・イン・コリアのエコ・テープ"の優秀性を広く知らせます」
  • 毎経エコノミー_キム・ホンジュ記者/写真_ユン・グァンシク記者
  • 入力 2014-06-09 09:12:32