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ポケモンGOブーム…悪性コードにハッキングまでサイバー犯罪に注意


  • ポケモンGOブーム…悪性コードにハッキングまでサイバー犯罪に注意
先月、韓国でサービスを開始したARゲーム『ポケモンGO』の人気が高騰し、ゲームに関連したプログラムを利用したサイバー犯罪が猛威を奮っており、注意が要求される。

警察庁は7日、ポケモンGOの韓国サービスが開始されて以降、ゲーム情報の共有と位置確認装置(GPS)の操作などのゲームの進行を助けてくれる「補助アプリ(アプリケーション)」で個人情報を流出したり、スマートフォンをハッキングする「悪性コード(マルウェア)」が流布される事例が発見されていると明らかにした。

警察は最近、Googleプレイストアで『ポケモンGO』で検索した時に表示される44個の韓国語アプリを対象に、要求情報を分析した。その結果、単純に『ポケモンGO』の関連情報を共有するプログラムでも、機器で実行中の他のアプリや位置、アドレス帳など、多くて30種以上の個人情報(権限)の収集に同意を要求するケースがあった。警察は、プログラムに入力した個人情報がそのまま外部に流出し、ハッキング被害に遭う可能性があると指摘した。

警察の関係者は、「アプリの目的や機能に関係なく、収集された個人情報は不法流通などで悪用されることがあるため、個人情報の収集に同意する時は注意しなければならない」とし、「すでにインストールしたなら、削除したり携帯電話の設定で権限をブロックする必要がある」と助言した。また最近では、『ポケモンGO』の自動狩りプログラムである、いわゆる「オートボット(AutoBot)」プログラムを通じて、悪性コードが広く流通しており、ハッキング被害の可能性も大きくなった。警察は、このオートボットプログラムでユーザーのGoogleのアカウントのパスワードを収集する機能を発見した。

すでに昨年から、正常的な『ポケモンGO』のインストールファイルに偽装した悪性コードが国内でも頻繁に発見されたことがあり、ややもする無差別メール、ハッキング被害が発生する可能性がある。警察庁は、『ポケモンGO』に関するサイバー犯罪の注意事項をスマートフォンアプリ「サイバーコップ」に上げて伝播し、国内に流通した悪性コードを確保し、悪性コード事前防止アプリ「ポール - アンチスパイ」に反映した。
  • 毎日経済 ソ・テウク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-02-07 15:10:06




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