トップ > テクノロジー > IT・科学 > 小資本創業アイテム 、勉強ルーム月収入はいくらか
靴デザイナー出身のキム・ポラムさん(30)は去年10月、創業戦線に跳びこんだ。ソウル市江東区明逸洞のある商店街に10坪あまりの勉強ルームを開いた。初期投資費用は大きくなかった。加盟費や施設費(インテリア費込み)、賃借保証金などをすべて含んで総2000万ウォンほどかかった。予備校街に勉強ルームを建てたおかげで学生募集は比較的容易だった。
3ヶ月が経ったいま、勉強ルームに登録した学生数は15人。キムさんは「一週間に5件ぐらいの相談を進めるが、一週間無料学習イベントを開けば大部分が登録する」とし、「収益も良いが、何よりも一日の勤務時間が5~6時間に過ぎないのでほかの用事を並行できる」と語った。
創業アイテムとして勉強ルームが脚光を浴びている。自主学習が強調されて予備校より勉強ルームを訪れる子供達が多くなったせいだ。普通、1時から6時くらいまで運営しており、学生が来て一時間ほど与えられた問題を解けば、教師が15分ほどで採点して説明してくれる方式だ。教師が家を訪問して教える訪問学習ではなく、学生が勉強ルームへ来て学習する形式だ。学生は学習紙を滞らすことなく毎日解くことができて良いし、教師はわざわざ家庭を訪問しなくて良い。
予備校に比べて創業費用がさほどかからないことも長所だ。予備校を経営しようとすれば20坪以上の施設を確保しなければならない。施設費や賃借保証金、家賃負担が2倍以上に増加する。業界ではソウル・首都圏地域で英語専門の予備校を開設するのにかかる費用が最小1億ウォンほどとみている。一方、勉強ルームは施設制限がないので運営費で最大の比率を占める賃貸料を減らすことができる。自宅で勉強ルームを運営することも可能だ。この場合は机やコンピューターなど、関連什器だけ購入すれば良いので初期費用は400万ウォン以下に減る。
最近、小資本創業人気と合わさって勉強ルームは増加一途の勢だ。現在、全国で運営中の勉強ルームは1万5000ヶ所。勉強ルーム事業に一番先に跳びこんだ天才教育社の「解法勉強ルーム」と金星出版社の「プルネット勉強ルーム」がそれぞれ3000ヶ所あまり。ウンヂンシンクビッグが運営する「ウンジンホームスクール」も2200ヶ所にのぼる。2年前には参考書業者として有名なデギョ「ファーストクラス」とKYOWON「赤ペン数学の達人」が跳びこんだし、去る12月にはユン先生英語教室が「わが家の前の英語教室」と言うブランドで勉強ルームを開いた。
勉強ルームごとに性質が違うので、創業する前にいくつかあたって見なければならないことがある。まず科目だ。天才教育とKYOWONは数学だけを扱うが、ウンヂンシンクビッグとデギョは全科目を扱う。もう一つは加盟金の有無だ。天才教育とKYOWONなどの一部業者は加盟金名目で 200万~300万ウォンを要求する。加盟金のうちの一部は保証金として使われて、残りは教育費や教材・チラシなど広報材の購入費として使われると言われる。
最後に会社との収益分配の割合だ。加盟金を要求する業者の場合、相対的に教師の持って行く収益は多い。全体売上げで最大85%まで持って行くことができる。会社に手数料名目で振り込む金額には教材費が含まれているので、実質的には受講料の大部分を教師が稼ぐと思えば良い。
一方、加盟金を要求しない金星出版社やデギョ、ウンヂンシンクビッグなどは教師が収益の60~65%を占めるにとどまる。学生数が多ければ初期に加盟金を出すのが有利だ。ウンヂンシンクビッグ関係者は「毎月報奨金とコンテスト支援金などが提供されるので、このような追加所得まで考慮すれば教師の持って行く収入は少なくない」と説明する。
業者ごとに少しずつ違うが、大部分は学生1人当り受講料10万~20万ウォン台。学生数に受講料をかければそれが勉強ルームの売上げだ。中学生15人が通うKYOWON「赤ペン数学の達人」を見よう。一人当たり受講料が20万ウォンだから、教師が稼ぎだす月収入は300万ウォンだ。本社に教材費名目で33万ウォンを入金し、賃貸料などの運営費で75万ウォンを使ったら純益は約192万ウォンだ。商店街の賃貸料を含んだ初期投資費用で2000万ウォンかかったとするならば、オープン後一年以内に投資費用を回収することができる。
KYOWON加盟事業チーム関係者は「月収入が200万ウォンほどと言うが、一日に5~6時間だけ投資すれば良いので30~40代の若い主婦の間では勉強ルームが人気」とほのめかす。
小資本創業アイテム 、勉強ルーム月収入はいくらか
若い主婦に人気
3ヶ月が経ったいま、勉強ルームに登録した学生数は15人。キムさんは「一週間に5件ぐらいの相談を進めるが、一週間無料学習イベントを開けば大部分が登録する」とし、「収益も良いが、何よりも一日の勤務時間が5~6時間に過ぎないのでほかの用事を並行できる」と語った。
創業アイテムとして勉強ルームが脚光を浴びている。自主学習が強調されて予備校より勉強ルームを訪れる子供達が多くなったせいだ。普通、1時から6時くらいまで運営しており、学生が来て一時間ほど与えられた問題を解けば、教師が15分ほどで採点して説明してくれる方式だ。教師が家を訪問して教える訪問学習ではなく、学生が勉強ルームへ来て学習する形式だ。学生は学習紙を滞らすことなく毎日解くことができて良いし、教師はわざわざ家庭を訪問しなくて良い。
予備校に比べて創業費用がさほどかからないことも長所だ。予備校を経営しようとすれば20坪以上の施設を確保しなければならない。施設費や賃借保証金、家賃負担が2倍以上に増加する。業界ではソウル・首都圏地域で英語専門の予備校を開設するのにかかる費用が最小1億ウォンほどとみている。一方、勉強ルームは施設制限がないので運営費で最大の比率を占める賃貸料を減らすことができる。自宅で勉強ルームを運営することも可能だ。この場合は机やコンピューターなど、関連什器だけ購入すれば良いので初期費用は400万ウォン以下に減る。
30~40代の若い主婦のあいだで人気
最近、小資本創業人気と合わさって勉強ルームは増加一途の勢だ。現在、全国で運営中の勉強ルームは1万5000ヶ所。勉強ルーム事業に一番先に跳びこんだ天才教育社の「解法勉強ルーム」と金星出版社の「プルネット勉強ルーム」がそれぞれ3000ヶ所あまり。ウンヂンシンクビッグが運営する「ウンジンホームスクール」も2200ヶ所にのぼる。2年前には参考書業者として有名なデギョ「ファーストクラス」とKYOWON「赤ペン数学の達人」が跳びこんだし、去る12月にはユン先生英語教室が「わが家の前の英語教室」と言うブランドで勉強ルームを開いた。
勉強ルームごとに性質が違うので、創業する前にいくつかあたって見なければならないことがある。まず科目だ。天才教育とKYOWONは数学だけを扱うが、ウンヂンシンクビッグとデギョは全科目を扱う。もう一つは加盟金の有無だ。天才教育とKYOWONなどの一部業者は加盟金名目で 200万~300万ウォンを要求する。加盟金のうちの一部は保証金として使われて、残りは教育費や教材・チラシなど広報材の購入費として使われると言われる。
最後に会社との収益分配の割合だ。加盟金を要求する業者の場合、相対的に教師の持って行く収益は多い。全体売上げで最大85%まで持って行くことができる。会社に手数料名目で振り込む金額には教材費が含まれているので、実質的には受講料の大部分を教師が稼ぐと思えば良い。
一方、加盟金を要求しない金星出版社やデギョ、ウンヂンシンクビッグなどは教師が収益の60~65%を占めるにとどまる。学生数が多ければ初期に加盟金を出すのが有利だ。ウンヂンシンクビッグ関係者は「毎月報奨金とコンテスト支援金などが提供されるので、このような追加所得まで考慮すれば教師の持って行く収入は少なくない」と説明する。
業者ごとに少しずつ違うが、大部分は学生1人当り受講料10万~20万ウォン台。学生数に受講料をかければそれが勉強ルームの売上げだ。中学生15人が通うKYOWON「赤ペン数学の達人」を見よう。一人当たり受講料が20万ウォンだから、教師が稼ぎだす月収入は300万ウォンだ。本社に教材費名目で33万ウォンを入金し、賃貸料などの運営費で75万ウォンを使ったら純益は約192万ウォンだ。商店街の賃貸料を含んだ初期投資費用で2000万ウォンかかったとするならば、オープン後一年以内に投資費用を回収することができる。
KYOWON加盟事業チーム関係者は「月収入が200万ウォンほどと言うが、一日に5~6時間だけ投資すれば良いので30~40代の若い主婦の間では勉強ルームが人気」とほのめかす。
- 毎日経済 | (C) mk.co.kr
- 入力 2013-01-21 09:26:58
