ハースケア、 Filter-Needleがブルーオーシャン市場

www.hurscare.com 

病院でブドウ糖注射を受けて癌にかかるだろうか。答えは驚くべき事に「そうだ」だ。

注射器で投与する薬剤の約40%はガラスアンプルに、60%はバイアル(ガラス瓶をゴムキャップで塞いだもの)に入れられて流通する。問題は、これを開封する時微細なガラス破片やゴムの粉が薬剤とともに注射器に吸入される恐れがあるということ。

血管の大きさが通常10マイクロメートル(㎛・100万分の1ミリサイズ)程度だが、これより小さいガラス破片やゴムの粉が薬剤とともに人体に流入すれば、96%以上が再度排出されず、血管に乗って周りながら身体組織を壊死させる。これは静脈炎などを誘発させ、ひどい場合には癌にも発展する。

このため、韓国をはじめ米国、ヨーロッパ、日本など先進国では、注射器吸入口にフィルターを装着したフィルターニードル(Filter-Needle)注射器(製品名=フィルタージャック)使用を勧告または義務化している。フィルターが微細な粉や破片を濾過してくれるからだ。現在「勧告」状態である韓国も、健康に対する関心が高くなりながら1~2年の間にフィルターニードル注射器使用が義務化されるだろうという展望も出る。

業界によると、国内医療機関でひと月に使用される薬剤吸入注射器は、約3000万本。フィルターニードル注射器が今後これを全て代替すれば、市場規模が年間240億ウォンに達する。フィルターニードル注射器代替率は、高麗大病院のように60%に達する所もあるが、国内病院全体では未だ5%にも満たず、代表的な「ブルーオーシャン(blue ocean)」市場に分類される。

グローバル業者対比2分の1価格トルコ・日本など海外ラブコール相次ぐ


ハースケアのホ・ソン代表(55)はフィルターニードル注射器市場の代表走者だ。去る5月、ハースケアフィルターニードル注射器は、健康保険審査評価院の審査を通過し、健康保険非給与項目として認定を受けた。以前までベクトン・ディッキンソン(B&D)など世界有名グローバル業者が生産したフィルターニードル注射器が、審査を通過したことはあったが、純粋在来技術で開発し韓国で生産したのは、ハースケアが初めてだ。

以降、6月20日まで個人病院中心に10万本のフィルターニードル注射器を供給した。

「まだ健康保険非給与なので消費者が費用を負担しなければならない弱点があるが、1本当たりの価格が700ウォン程度に過ぎない。700ウォン投資して、万が一あり得るかも分からない危険を防止することができるなら、医者も患者も積極的に出るのではないだろうか?」

現在、フィルターニードル注射器市場をもって5つの業者が競争中だ。後発走者であるハースケアの差別化ポイントは、注射針カバーに色をつけ血液採取用注射器と容易に区分できるようにしたこと。フィルターニードル注射器は外観上、血液採取用注射器と似ており、見分けがつかないのが常だ。実際に去る2005年、米国のある病院で医者がフィルターニードル注射器を血液採取用注射器と誤認して使用し、患者が死亡する医療事故が発生したこともある。価格競争力も優れる。B&D製品価格の半分に過ぎない。このような内容が口コミで出ながら全世界のバイヤーから相談要請が殺到する。

「最近トルコのある医療機器流通業者と年内50万本の納品契約を結んだ。サウジアラビア、ドイツ、スウェーデンなどからも輸出を提議して来ている。日本のグローバル医療機器製造業者『テルモ(terumo)』とはOEM(注文者商標付着生産方式)生産を論議している」

■ He is…
△1958年生まれ △米国インディアナ州立大MBA △サンヨン証券国際部 △メディアナ代表 △2007年ハースケア代表(現)
  • 毎日経済エコノミー_ノ・スンウク記者/ 写真 : ユン・グァンシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-07-01 09:23:10