Q.YGエンターテイメントはどのような会社ですか？企業規模も知りたいです。
| A. | ケーブルテレビのバラエティ番組に出てきた司会者が言った言葉だ。もちろん、YGエンターテイメント出身のすべてがトップになった経験があるわけではないから、100％共感をすることはできなくても、芸能界では相当数が同意する部分だろう。 韓国音楽史の新しい章を開いた「ソテジワアイドゥル」のメンバーとして参加したヤン・ヒョンソクは、よく知られていたダンサーだった。彼がソテジに会ったのもダンスを学ぶために梨泰院に出入りしたソテジが3か月分の授業料として450万ウォンを前払いしたことから始まる。軍に入隊したためダンスを教えることができなかったヤン・ヒョンソクは除隊後、ソテジが作曲した曲を聞いて、ダンスグループを作ろうと提案した。ソテジの代表曲である『僕は知っている』は、元々バラードとして作られた曲だったが、ダンスに変えようというヤン・ヒョンソクの提案を受け入れたおかげでヒットすることになる。 ヤン・ヒョンソクのサポート能力は、PSYの『江南スタイル』でも現れている。自ら企画事務所を運営していたPSYがYGエンターテイメントに移ったのは、2010年9月。サイを得ながらYGエンターテイメントは公演企画でも格を上げることになるが、PSYを育てたとは言えないが、江南スタイルの成功にはYGの役割も大きいというのが大半の意見だ。 江南スタイルを世界的に知らしめたのは、ミュージックビデオだが、このミュージックビデオはヤン・ヒョンソクが直接監修し、編集に参加したという。海外でのK-POP人気1、2位を争うYGエンターテイメントのYouTubeチャンネルと、各種SNSを介して伝播されたおかげで、PSYは世界的な名声を得て、YGエンターテイメントの株価がSMエンターテイメントを追い越した。2015年1月28日現在、YGエンターテイメントの株価は49,650ウォンで、SMエンターテイメントの37,650よりもかなり高いほうだ。2014年の推定売上高が1544億ウォンと、SMエンターテイメントの2920億ウォンに比べたら半分を少し超える水準であるが、時価総額は7,472億ウォンと、SMエンターテイメントの7,763億とほぼ近い水準だ。 競合他社のSMエンターテイメントとJYPエンターテイメントが所属芸能人を徹底的に管理するスタイルなら、YGエンターテイメントは放牧する側に属する。会社所属の芸能人らが警察に関わるようなことではない限り、何も干渉しないという話も聞こえる。レコードレーベルの中で、歌手たちの話を一番多く聞く会社代表としてヤン・ヒョンソクが挙げられるほどだ。 このためか、YGエンターテイメント所属の歌手たちは他の歌手に比べて個性が強いという評価を受ける。また、SMが外部から曲を買ってくる比重が高い一方でYGエンターテイメントは歌手たちが直接製作に参加する事例が多い。これはYGエンターテイメントのプロデューサーリストがかなり長いことからも確認することができる。 ソテジワアイドゥル解体後、メンバーたちはそれぞれ違う道に入ったが、初期にはヤン・ヒョンソクの成績が思わしくなかった。イ・ジュノがヨントクスクラブを上手くローンチさせたのに比べ、ヤン・ヒョンソクが養成したダンスグループKEEP SIXは悲惨だった。 しかし、Jinusean（ジヌショーン）と1TYM（ワンタイム）のデビューに成功したヤン・ヒョンソクは、1998年2月YGエンターテイメントを設立し、成長街道を疾走する。KEEP SIXの失敗の真っ最中で苦しかった彼を助けたDRミュージックを忘れず、2012年にこの会社所属のガールグループRANIAを破格的に助け、RANIAのメンバーたちは彼をヤンセジュ（ヤン・ヒョンソク＋救世主）と呼ぶという声も聞こえる。 YGエンターテイメントが他の事務所と差別化されている点の一つは、2010年まで「YGファミリーコンサート」を開くなど、会社をファミリーのように運営するということにある。もちろん、一部ではBIGBANG登場以来、YGエンターテイメントが徹底的にアイドルグループの道を歩みながら、ファミリーの概念が希薄になったという批判を受けているが、歌手一人一人を会社を出ていかない限り、何とか責任を負おうとする企画会社としてYGエンターテイメントが挙げられるという点も紛れもない事実だ。 YGエンターテイメントは設立当初はヒップホップの傾向が非常に強かったが、SE7ENのデビューとフィソン、Gummy、Bigmamaをデビューさせ、黒人音楽全般に拡大される。YGエンターテイメントを代表するアイドルグループは5人組のBIGBANGと2009年にデビューした4人組ヒップホップグループ2NE1だ。 BIGBANGは10代の若者のファッションに大きな影響を与え、2012年には経済誌フォーブスが選定した「Power Celebrity 40」で2位に上がる気炎を吐いたりもした。盗作論議などで物議になり、非常に長い空白期間を経たにもかかわらず、現在までにYGエンターテイメントの最大の収入源だ。2NE1はデビューする前にBIGBANGと一緒に撮ったCYON広告の挿入歌が各種音源チャートで1位に上がり、早目に成功を保証された。 去る2014年には2NE1パク・ボムのアンフェタミン密輸事件がマスコミに公開されるなど、様々な問題が浮き彫りになりもしたが、2NE1の正規2集をはじめ、楽童ミュージシャン、SOL、Epick Highなどがアルバムを出した。 YG所属歌手と芸能人 1.歌手 - Jinusean - ヤン・ヒョンソク - 1TYM - Perry - MASTA WU - SE7EN - BIGBANG - 2NE1 - PSY - Epick High - イ・ハイ - 楽童ミュージシャン - WINNER - iKON 2.俳優とタレント - チョン・ヘヨン - ク・ヘソン - ユ・インナ - イ・ソンギョン - チャ・スンウォン - イム・イェジン - チャン・ヒョンソン - チェ・ジウ - カル・ソウォン - ヤンゲン - チョン・ヒョンドン |
- Lim, Chul
- 入力 2015-01-30 09:00:00
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