Q.韓国の兵役前の男性のパスポート発給や海外旅行の制限について。昔と今では違う?(3)

답변게시판
A. ※この記事は「韓国の兵役前の男性のパスポート発給や海外旅行の制限について。昔と今では違う?(2)」の続きです。

米国の永住権を持っている韓国人が軍に行ったせいで永住権を失うとしたら……。

本当に稀にではありますが、そのようなことが起きていました。このような事例がいくら多くないといっても、1~2件だけでも存在するなら、米国に住んでいる永住者たちは軍に行かないために努力することでしょう。必死になって市民権を取って、韓国の国籍を放棄するかもしれません。

米国のニューヨークで兵務行政を紹介する集まりがあったのですが、その場で韓国人のうちのひとりがこのような事実を指摘しました。「永住者が韓国で軍服務をしても、永住権を維持できるように、軍が便宜を図ってほしい」という意見もありました。

一理あるように思います。韓国政府もうなずきました。休戦ラインを守る前方で勤務している兵士でも「永住権を延長するために」という理由であれば、文句なしに米国に行く飛行機に乗ることができます。航空運賃も国が負担してあげます。軍から空港まで行く交通費ももちろん支給されます。軍服務を終えて、暮らしていた外国に戻る時にも交通費が出るそうです。

永住権がなくても、5年以上の滞在許可を得ているひとが滞在許可が取り消されるかもしれないという理由をあげれば、同様に海外旅行が保証されます。

永住者へのこのような配慮は、外国とは何の関係のない現役兵にも影響を与えます。海外に居住する家族に慶弔がある場合は、現役兵も海外旅行に行くことができます。現役兵の海外旅行は部隊ごとに事情も違うため、適用する手順も異なりますが、法的には許可が可能です。慶弔などの確実な理由がなければ厄介な問題が生じる可能性があるので、ある部隊では「面倒くさいことを起こすな。行くな」の一言で海外旅行の希望を失ったりもするそうです。

縁起が良くKATUSAに勤務することになれば、海外旅行に行きやすくなります。普段、事故を起こしたりする関心対象の兵士でなければ、「海外旅行に行って来たい」と率直に言うだけで許可を得ることができます。

外国に行きたい現役軍人であれば、誰にそれをアピールするべきでしょうか。もちろんKBSドラマ『太陽の末裔』のソン・ジュンギのように海外に派兵されるなど、公務で行く時は、あえてアピールする必要がありません。必要な書類であろうと、装備であろうと、とすべて準備してもらえることでしょう。

しかし、個人的な用事で行く旅行なら中隊長はもちろんのこと、中隊の行政兵の顔色を見なければなりません。中隊の行政兵が協力してくれなければ、許可を受けることができません。旅行許可の書類は主に行政兵→中隊長→連隊長→師団関係者を経て師団長の机の上に置かれるのですが、行政兵がボールペンを手に握ったままぐるぐる回しているだけであれば、何も起こりません。

少なくとも旅行の30日前に中隊長に「日本に行かなくてはいけない用事ができたのですが」と了解を求めておいて、口頭で許可を受けておくのが賢明でしょう。中隊長から行政兵に「処理してやれ」という言葉がかかれば一番です。

旅行許可を受ける過程で、パスポートがあれば添付する必要がありますが、なくても構いません。重要なのは部隊長の職印が押された国外旅行許可証です。この許可証があれば、全国の旅券係で10年間の複数のパスポートを作成することができます。

公益(社会服務要員)の場合も現役と似ています。ただし、注意する点があります。個人休暇が目的である場合、残っている年暇が日数がない場合、許可が下りません。それまで、休暇という休暇を全て使ったのであれば、ゴールデンウィークの4泊5日の海外旅行などを夢見ることはできないということです。

公益は区長や市長、郡首など、機関長の職印が押された許可書が必要で、機関長の机に許可書類が置かれるには、担当者の協力が必要です。特別な事由なしに担当者が協力を拒否するのであれば、兵務庁に苦情を入れて旅行許可書類を作成して、機関長の許可を受けるよう強制することができます。しかし、旅行に行って来て、再び勤務に戻ってきてから、とても苦労することでしょう。

旅行許可証を受け取ることができれば、近くの旅券係の窓口でパスポートの発給を受けとることもできますが、公益は通常5年以下の複数パスポートが発給されます。現役であれ公益であれ軍隊に行って来ていない25歳の大学生よりもパスポートの有効期限がはるかに長いということです。ここで最後の注意事項。

出国当日には、空港に早めにいかなければならという事実を覚えておきましょう。軍隊に行く前に飛行機に乗っていた記憶だけを信じて、ゆっくりしてしまっては乗り遅れることもあります。兵務庁からの法務部の出入国事務所に電算で報告されますが、たまに欠落していることがあり、この場合、出入国審査台を抜け出すことができません。別途、インタビュー室に呼び出され、身元と国外旅行許可事項を照会するため、20~30分はざっと見積もる必要があります。だから民間人よりもはるかに早く空港に行かなくてはいけません。

ところで、急ぐあまり国外旅行許可証を家に置いてきてしまったら、どうしたらいいのでしょうか。もちろん、出国することはできますよ。電話をかけて、空港や港湾の兵務申告事務所に行って確認し、書類に印鑑を押してもらうために、汗を流さばいいだけのことです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-05-27 00:00:00

Copyright O2CNI All rights reserved.

目錄