A. | ※この記事は「代表的なモデル出身の俳優たちについて教えてください。(5)」の続きです。 前回、モデル出身の女性演技者を数人紹介しましたが、その中で専門的にウォーキング舞台に立ったモデルはほとんどいないですよね。それだけファッションモデルが演技者としてデビューするのが難しいという意味です。これに対し、俳優として成功した男性モデルは本当に多いです。 前回にカン・ドンウォンを例に挙げましたが、その他にもおびただしい人数がいます。 男性の場合、キム・ジェウク、キム・ジェヨン、キム・ヨングァン、キム・ウビン(本名キム・ヒョンジュン)、ナム・ジュヒョク、ダニエル・ヘニー、ト・サンウ、アン・ジェヒョン、イ・グァンス、ソンジュン、イ・スヒョク、イ・ジョンソク、チョ・インソン、チュ・ジフン、チャ・スンウォン、ホン・ジョンヒョンなど。名前だけ聞いても誰なのか分かりそうな俳優たちが多いですよね。
韓国人モデル初で世界の舞台に進出したハン・ヘジンは、世界最高のショーと呼ばれるマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)のショーに6シーズン連続で出演した経歴を誇っています。トップモデルのうち外見も1位ランクでしょう。映画『ファッションキング』に出演してバトルプログラムの司会者役を務めましたが、映画はあまりヒットしませんでした。 おそらくランウェイを歩いていた女性モデルのうち、演技者としての地位が最も堅い人はイ・ソンギョンでしょう。 モデルに入門する前にはピアノを弾く音大志望でしたが、高校3年生の時に両親の勧めで2008 SBSスーパーモデル選抜大会に出て、レックス賞を受賞したことをきっかけにモデルの世界で働くことになりました。2009年には浦項(ポハン)で開かれたアジア-太平洋スーパーモデル選抜大会でTop10に進出したりもしました。 2014年にSBSドラマ『大丈夫、愛だ』の主役を手にしたことをきっかけにモデルの世界を去りましたが、最後のランウェイで涙をこぼしたそうです。 2016年にMBCドラマ『力道妖精キム・ボクジュ』に出演した当時、「細い身体でどうやって重量挙げ選手を演じるのか?」と心配する視線が多かったですが、平べったいジャージで身体を偽装(?)し、目に障ることはなかったといいます。来年公開予定の映画『ブローカー』にも出演を決めています。 |