Q.代表的なモデル出身の俳優たちについて教えてください。(6)

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A. ※この記事は「代表的なモデル出身の俳優たちについて教えてください。(5)」の続きです。

前回、モデル出身の女性演技者を数人紹介しましたが、その中で専門的にウォーキング舞台に立ったモデルはほとんどいないですよね。それだけファッションモデルが演技者としてデビューするのが難しいという意味です。これに対し、俳優として成功した男性モデルは本当に多いです。

前回にカン・ドンウォンを例に挙げましたが、その他にもおびただしい人数がいます。

男性の場合、キム・ジェウク、キム・ジェヨン、キム・ヨングァン、キム・ウビン(本名キム・ヒョンジュン)、ナム・ジュヒョク、ダニエル・ヘニー、ト・サンウ、アン・ジェヒョン、イ・グァンス、ソンジュン、イ・スヒョク、イ・ジョンソク、チョ・インソン、チュ・ジフン、チャ・スンウォン、ホン・ジョンヒョンなど。名前だけ聞いても誰なのか分かりそうな俳優たちが多いですよね。

チャ・スンウォンは、80年代末にファッションモデルとしてデビューした韓国モデル業界では伝説級の人物です。まず、当時としては男性モデルは、精神病者またはゲイ程度の取扱いを受ける時だったでしょう。高校在学中にモデルの仕事を始めたチャ・スンウォンは、担任の先生から「気でも狂ったのか?」とし、体罰まで受けるほどだったそうです。90年代末から映画やドラマにこそこそと顔を映し、『新羅の月夜』と『ジェイル・ブレーカー(原題:光復節特赦)』などのコメディ映画がヒットしながら演技者としての地位を固めました。

モデルのホン・ジョンヒョンといえば、すぐに思い浮かぶのがMBCバラエティ『私たち結婚しました』ですね。2014年にプログラムで4人組ガールズグループGirl's Dayのユラと一緒に「チョンアカップル」を成して面白い姿を見せてくれましたが、ある女性誌で6人組ガールズグループAFTERSCHOOLのナナとの熱愛説を暴露したため、仮想夫婦がぎこちなくなったでしょう。

  • < 『ハッピートゥゲザー』に出演して熱愛事実を認めるアン・ジェヒョンと嬉しそうに見つめるク・ヘソン >

演技者として立った男性モデルはこのように多いですが、女性モデルは本当に珍しいです。ランウェイを歩いたモデル出身の演技者としては、イ・ソム、ホン・ジンギョン、ハン・ヘジン、ピョン・ジョンス、イ・ソンギョンらを挙げる程度です。低い身長(173センチが?)を完璧な比率でカバーしたチャン・ユンジュは、オンスタイルで進行する『挑戦スーパーモデルコリア』のMCなどの芸能活動を兼業していたりもする。

韓国人モデル初で世界の舞台に進出したハン・ヘジンは、世界最高のショーと呼ばれるマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)のショーに6シーズン連続で出演した経歴を誇っています。トップモデルのうち外見も1位ランクでしょう。映画『ファッションキング』に出演してバトルプログラムの司会者役を務めましたが、映画はあまりヒットしませんでした。

おそらくランウェイを歩いていた女性モデルのうち、演技者としての地位が最も堅い人はイ・ソンギョンでしょう。

顔は可愛いいですが、174センチの細長い体型を誇る女優がイ・ソンギョンでしょう。さらに、東洋人には珍しい茶色の瞳の持ち主です。
モデルに入門する前にはピアノを弾く音大志望でしたが、高校3年生の時に両親の勧めで2008 SBSスーパーモデル選抜大会に出て、レックス賞を受賞したことをきっかけにモデルの世界で働くことになりました。2009年には浦項(ポハン)で開かれたアジア-太平洋スーパーモデル選抜大会でTop10に進出したりもしました。
2014年にSBSドラマ『大丈夫、愛だ』の主役を手にしたことをきっかけにモデルの世界を去りましたが、最後のランウェイで涙をこぼしたそうです。

2016年にMBCドラマ『力道妖精キム・ボクジュ』に出演した当時、「細い身体でどうやって重量挙げ選手を演じるのか?」と心配する視線が多かったですが、平べったいジャージで身体を偽装(?)し、目に障ることはなかったといいます。来年公開予定の映画『ブローカー』にも出演を決めています。
  • Lim, Chul
  • 入力 2017-01-03 00:00:00

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