Q.韓国の軍隊の助教はどう選ばれるの?どんなことをするの?(上)

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A. 軍隊から除隊したばかりの若者が道を歩いていて赤い帽子を見ると一瞬、ドキッとします。よく見ると、単なるゴルフ帽子だったりしますが。彼には何か遊撃訓練場で赤い帽子をかぶった助教との特別なエピソードがあるようです。

助教は訓練場で兵士の訓練を担当する兵士です。将校ではなくただの兵士です。

将校は助教と呼ばずに教官と称されます。だから助教は教官を補助する役割を担うことになります。生きて歩く教材とでも言いましょうか。

訓練をする場所であれば軍隊のどこにでも助教がいます。

基礎軍事訓練を受ける訓練所はもちろん、士官学校や副士官学校、そして予備軍訓練場にも助教がいます。

  • 予備軍訓練場では恐怖の赤い帽子も威力を失う(資料 - インターネットコミュニティ)

予備軍訓練場の助教は可哀そうにと同情されることが多いです。すでに軍服務を終えている助教よりも先輩の予備役たちですから素直に言うことを聞いてはくれません。助教が何かを言えば「はい。はい。全部知ってる。知ってるからもう結構」、とか「おや私たちの時とは違うね」なんてことを言われてしまって制御が難しいんです。さらに助教より優れた能力を発揮する予備軍もおびただしくいます。

士官学校など将校を養成する教育機関の助教は訓練される候補生たちの使い走りに過ぎません。訓練生の階級が予備少尉や予備下士で、助教よりも高いんですよ。助教だからと候補生をむやみに接してしまっては上官冒涜容疑で重い懲戒を受けることになります。

だからといって訓練生も助教を乱暴に接することはできません。自分より階級が低い兵士だからと乱暴をして報告でもされたら、ややもすると階級章をつけてみることもできずに追い出されるかもしれません。

このため幹部養成所では助教と訓練生が相互に尊重する雰囲気が造成されています。見方を変えると最も理想的な教育環境です。

助教の中で最も多くの人が訓練所で勤務します。陸軍訓練所の助教は分隊長を兼ねています。話を聞かない兵士を制御しなくてはいけないため、自分をものすごく恐ろしい存在として演出したりもします。自ら自分のニックネームをつけることもあります。毒蛇、シロクマ、黒ヒョウ、悪魔。

自らこのようなニックネームを付けたのであれば、外見はさておき従順な性格であるようです。善良な心を見せないために仮面をかぶるのです。

助教の生活は大変です。訓練兵が入ってくるたびに毎回同じことを繰り返す必要があります。射撃、各個戦闘、長距離行軍などを訓練兵と同じようにする必要があります。

遊撃訓練所の助教は特技別に特性化された科目のみ引き受けますが、陸軍訓練所の助教はほぼすべての教育内容を熟知して師範を見せなければなりません。将校たちが家でゆっくり休んでいる週末には当直を担当する助教数人が200人を超える訓練兵を統制して管理しなければなりません。

かつては言うことを聞かなかったり自分勝手に行動する訓練兵に厳しく接したりもしましたが、2000年代半ば以降は規定に違反した体罰をすることができなくなりました。さらに訓練兵の中には相手にできない人が混じっている可能性もあります。後で就職をしたら社長の息子だったとか、それとも組織暴力団のメンバーだったりとか…。

しかし、訓練兵が事故を起こすと責任はもっぱら助教が背負うことになるので考えてみれば助教もつらい境遇です。

余談ですが新兵教育隊に入ってきた補充役の訓練生の中にごろつきが混ざっていて、生活館全体を占領したことがあったそうです。だからといって助教が負けるわけにはいけません。そんなごろつきを相手にするためにつらい訓練をさせたかもしれません。

その後、訓練を終えて出所をすることになったのですが、その日ごろつきたちを載せたワゴン車が押しかけて助教を無差別に殴打したため憲兵が緊急出動して大騒ぎになったそうです。

事実なのかって? 都市伝説に近い話ですが、訓練所の助教たちの間で噂される話という点は明らかです。

助教がそんなに大変なのか知りたいですか。

大変ではありますが助教にも恩恵がないわけではありません。

助教が享受する恩恵と助教がどう選抜されれるのかは次回に続きます。

※この記事は「韓国の軍隊の助教はどう選ばれるの?どんなことをするの?(中)」へ続きます。
  • Lim, Chul
  • 入力 2017-11-17 00:00:00

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