解説 | ハングル:생축 ハングル発音: センチュク 意味:誕生日おめでとうの略語 解説:人々は話をするときより、携帯電話でショートメッセージを送受信するときに文字数を節約する傾向が強いようだ。韓国人だけでなく、アメリカ人、フランス人、ドイツ人も同じだ。日本の人々も同じだろうという気がする。 文字を減らす方法は簡単だ。複数の単語の頭文字だけとって使う。ただ、そうなると他の言葉と混同する場合もある。 センチュクという言葉がその中の一つだ。「(センチュク)生祝」という言葉は昔から存在していた言葉でもある。生きている人の福を祈ることをセンチュクと言う。日本ではどのように使われるかはわからないが、韓国では仏教用語で、一般的にはほとんど使用されていない単語だ。 しかし、この言葉は、最近では全く意味が異なる略語として使われている。「センイル(生日=誕生日)チュッカハムニダ(祝賀します)」の略語として使われているのだ。 センイルチュッカ(生日祝賀)も漢字語だから、これを減らした言葉を漢字に変更すれば生祝になる。漢字まで同じだ。ただし意味が違う。 センチュクと同様に誕生日に食べるお餅は「セントク(생떡)」、誕生日パーティーは「センパ(생파)」に略した言葉として使われている。 |