解説 | ハングル:X통법 ハングル発音:Xトンポプ 意味:韓国で施行されている、メディアに青少年に有害なコンテンツを遮断する義務を与えた法律のこと 解説:電気通信事業法施行令に含まれている青少年有害媒体物遮断の条項のことだ。 モバイル機器の流通と関連して議論を生んだ「端通法(端末機流通構造改善法、携帯電話を購入する際の補助金を規制する法律)」を罵る人が「犬(ケ)のような通信法(トンシンポプ)」だとして「ケトンポプ」と言ったりもするが、「X通法(Xトンポプ)」はわいせつ物と関連してXがついた。 今年の初めに放送通信委員会が電気通信事業法施行令の改正案を出し、事業に対する規制を強化した。 青少年がわいせつ物を見ることができないように事業者が技術的な措置をとることを義務付けるさせたのが核心内容だ。改正案が出ると、過度なアダルト動画規制だとか、実効が疑われるなどの論争が触発された。ネットユーザーらはこの法案をX通法、またはタル通法(딸통법)と呼ぶ。 タル通法は青少年の自慰行為を助けることを禁止する法という意味だ。韓国には自慰行為を指す「タルタリ」という俗語があるが、タル通法という言葉はそこから生まれた。 X通法の主な内容 1. 取り締まり対象は個人ではなくP2P会社 2. 企業は自主的にフィルタリングをかけなくてはいけない - 違法情報を認識することができる措置 - 違法情報検索制限と送受信制限措置 - 違法情報送信者に関する警告文の発送などの措置を取らなければならない 3.会社側がこれを守らない場合、行政処分と罰金を支払うことを覚悟しなければならない 4.個人の場合も - 金を稼ぐ目的でわいせつ物を大量に流布するヘビーアップローダー - 一般人の動画を最初に広めた者(被害者申告時) - 子供のわいせつ物は、取締りの対象になる X通法に対するネットユーザーの反応
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