解説 | ハングル:멤버놀이 / 멤놀 ハングル発音:メムボノリ / メムノル 意味:青少年がインターネット上で自分の好きな芸能人になりきり、芸能人の性格、話し方、習慣を真似るゲームや遊び 解説:実在の人物を扱う妄想劇(RPS Real Person Slash)、ロールプレイだ。 2006年末、インターネット上に初めて登場して以来、1年にしてポータルサイト「ダウム」にこの遊びをするカフェ(交流掲示板)が2000個以上生まれ、ネイバーにも200以上のカフェが登場した。 メンバー遊びのカフェは○○企画会社、○○エンターテインメント社、○○高校などの名前を持っており、カフェによっては会員が数千人に達する。 メンバー遊びカフェで行き交う会話の内容が露骨な性的表現を含むことが多いと言う指摘がされるようになってからは、ほとんど非公開で運営されている。カフェの加入が制限されており、密かにカフェのアカウントがお金て取引されているという話も聞こえる。女性ユーザーが多いカフェでは「トルゲ」と呼ばれる使いまわし用のアカウント(돌림계정)を共有している場合もある。プライベートカフェでは、ツイッターやカカオストーリーのような公開された空間で行うメンバー遊びのことをイルメム(일멤、一般人のメンバー遊び)と言って近づかないようにする。 ほとんどのメンバー遊びカフェは、サイバースペースの外での出会いを禁止しているが、チャットや携帯電話を介して私的な会話をしたり、実際に会う場合もある。メンバー遊びのカフェが出会いのツールとして利用されているわけだ。 青少年がこの遊びにはまる理由は、妄想劇ではあるものの、他の人からのスターの名前で呼ばれる経験をすることができるからだ。 メンバー遊びをしながら、自分が役割を引き受けた芸能人になったということを「イムグァン(任官)」(女性の任官はヨイム、男性の任官はナムイム)と表現するが、プロフィール写真で任官を代わりに表現することを「プイム(프임)」と呼ぶ。任官が禁止されている芸能人は「メムグム(멤금)」で呼ばれるが、メムグム芸能人にはGirl's Day、Apink、B.A.Pなどがいる。しかし、メムグム芸能人が全くないプライベートカフェもあるという。 |