解説 | ハングル:허브족/마당발 ハングル発音:ホブジョク/マダンバル 解説: 盆正月のたびに定期的にお中元やお歳暮を送る人が数百人にのぼるという話も聞こえてきます。ハブ族(허브족)というのはこういう人たちです。難しいことも電話一本で解決する能力を持った人。良く言えば人付き合いの上手な人と呼んでもいいでしょう。 そういえば良い事たくさんすることで有名なコメディアンのキム・ミファ氏は広報大使の肩書きだけ数十個に達するほど、自他が公認するマダンバルですね。(韓国では偏平足のことを足の裏の幅が広いことから、知り合いの多い人、顔の広い人の意で使用する)歌手チョ・ヨンナムも公演に各界の著名人、数百人を招待するほどのマダンバルです。政界では、新政治民主連合のキム・サンヒョン顧問が顔と名前を覚えている人が1万人程度と明らかにしたことがありますので、開いた口が閉じませんよね。 このような意味からすれば、ブログやユーチューブに文章や写真をアップロードし、インターネット同好会で活発に活動している人を意味するハブ族と主にお酒やゴルフで結ばれた幅広い対人関係を自慢するマダンバルを区別する必要もありますが、韓国ではマダンバルとハブ族をひとまとまりとして扱う傾向があります。 学生が幅広い対人関係を維持しようとする理由がビジネスに役立つか、または快適な社会人生活をおくりたいという考えからだとすると、ハブ族とマダンバルは程度に差があるものの、目指すところは同じなので「二つは違うものだ」と反論を広げるのも容易ではありません。 ■ 社会人生活を成功させるための10のマダンバル戦略 1. 今力のない人だからと馬鹿にしてはいけません。 2. 誰かに奢ってもらった時にはとても感謝しましょう。 3. 誰かを助けるときには条件をつけずに最後まで助けましょう。 4. 他人のうわさ話をしてはいけません。 5. 自分が属している会社や組織に属している人だけでなく、外部の人ともたくさん付き合いましょう。 6. 他人の企画書を批判してはいけません。 7. 着る服には神経を使うようにしましょう。 8. 収入の1%以上は寄付する豊かな心を持ちましょう。 9. 警備員や清掃員には笑顔で挨拶しましょう。 10. 最高の財産である古い友人を大切にしましょう。 |