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天然パック、 自分の肌のタイプに合わせて選択してください!

乾性肌・脂性肌・中性肌・敏感性肌 

    寒波特報と乾燥注意報が下された最近、室内では温風機の風、室外ではひどい風が激しく吹く冬、室内・室外の大きな温度差による肌の刺激とともに水分蒸発と角質が加わり、めっきり乾燥することを感じるようになる。何より肌が乾燥するようになると、トラブルと顔面紅潮まで生じるようになる。

    肌が白くけば立ったりメイクアップがうまくのらないと、不均衡を成す油分・水分バランスで乾燥した肌がSOSを要請する。この時、しっとりとした肌を維持するために徹底した肌管理が必要だ。しかし、解決方法を探せず放置しておきがちだが、比較的簡単に効果がみられる方法がある。まさに天然パックだ。

    天然パックは、特別に材料を準備しなくても、残っている材料で自分の肌タイプに合わせて作り、鎮静効果がみられ、新陳代謝を活発にするのに役立つ。化学成分が添加されたパックよりは、家で手軽に直接無色素・無防腐剤の天然パックを作り、十分な栄養供給と水分補充で肌管理をしてみよう。

    ▶ 乾性肌

    バナナパック…保湿力があり冬にとくに効果がみられる。ビタミンAとタンパク質が豊富で、肌をしっとりやわらかくしてくれる。また、マグネシウムが含まれており、リフティング効果も期待できる。潰したバナナ半分と牛乳大さじ1を混ぜて顔にまんべんなく広げた後、15分後に微温水で洗顔する。パックを終えた後、肌が一層明るくなったことを感じることができる。

    卵の黄身パック…卵の黄身には高保湿・高栄養が豊富で、乾燥してかさついた乾性肌に効果的だ。卵黄のレシチン成分は、肌の内部まで栄養を供給し、なめらかでしっとりとした肌に仕上げてくれる。黄身と小麦粉大さじ1、牛乳大さじ2をよく混ぜ、顔にまんべんなく塗った後、10分後に洗顔する。

    蜂蜜パック…乾性肌パックのうち最も保湿力が優れるのが蜂蜜だ。蜂蜜はビタミンとミネラル・アミノ酸が豊富で、十分な栄養供給だけでなく、乾性肌を生気がありしっとりとさせてくれ、小ジワにも効果的だ。蜂蜜大さじ1にレモン汁小さじ1を混ぜて塗り、約15分後に微温水で洗顔する。

    ▶ 脂性肌

    にんじんパック…にんじんは、ビタミンAが豊富で肌をなめらかにし、カロテンはニキビを癒し油分が多い脂性肌に良い。肌が荒れて抵抗力が弱いトラブル肌を健康にしてくれる。にんじんをきれいに洗い、皮を除去した後砕き、牛乳やプレーンヨーグルトと小麦粉大さじ1を混ぜて顔に塗った後、15分後微温水で洗顔する。牛乳やプレーンヨーグルトが角質を除去し、肌に栄養を供給ししっとりとつやの出る肌に整えることができる。

    卵の白身パック…毛穴縮小と皮脂除去に効果的だ。卵はタンパク質が多い食品で、卵の白身パックのアミノ酸とタンパク質が肌に弾力を与えるだけでなく、毛穴を縮小させて小ジワを予防する効果がある。卵1個の白身を豊富な泡を出し、小麦粉大さじ2と混ぜて顔にまんべんなく広げた後、約10分後に肌が突っ張る感じがしたら、ぬるま湯ですすいだ後、冷水で仕上げの洗顔をする。

    ▶ 中性肌

    牛乳パック…牛乳の成分のうち、ラクトサンは角質除去と美白効果に良く、肌をしっとりと明るく整え、タンパク質はコラーゲン生成を誘導し、シワをなくして肌に栄養を供給しながらつやのある肌にしてくれる。また、ミネラル成分は肌保護膜を形成し、油分と水分の均衡を調節する。牛乳を電子レンジで約30秒~1分間ぬるく温め、化粧コットンに十分に浸した後、肌にのせる。牛乳が肌に吸収されたら15分後、微温水で洗顔する。

    みかんパック…みかんはビタミンCが最も多く含まれる果物で、シミとくすみを薄くし、肌の色を白くきれいにしてくれる。色素沈着ならびにトラブル予防にも良く、湿疹やかゆみなどの肌疾患を鎮静させてくれる。また、みかんの皮にはリモネンという成分が肌表面の膜を生成し、冬の肌保湿まで助ける。ミキサー機で皮をむいたみかんを砕き、牛乳大さじ1と小麦粉大さじ1を入れて混ぜ、顔にガーゼをかぶせた後にまんべんなく広げて塗った後、約15分が過ぎれば微温水で洗顔し、冷水で仕上げる。20分が過ぎると酸化するので注意する。

    ヨーグルトパック…中性肌は油分・水分の均衡をとるため、ビタミンとタンパク質・脂肪などが含まれているヨーグルトを使用する。ヨーグルトは肌を保護し、弾力がありつやのある肌に整える。また、古い角質を除去し保湿効果が優れる。プレーンヨーグルト1個に小麦粉大さじ1を入れてよく混ぜ、パックをする。蜂蜜を入れると保湿が維持される。15分後に微温水で洗顔する。

    ▶ 敏感性肌

    りんごパック…りんごにはフルーツ酸が豊富で、肌の健康と古い角質を除去するのに卓越した効果がある。時折スクラブ剤やピーリング剤を利用して角質管理をおこない、刺激を受けた肌にトラブルが生じる敏感な肌なら、りんごパックで角質管理するのがよい方法だ。保湿と鎮静効果が優れており、ポリフェノールという抗酸化作用をする成分があり、老化防止と美白機能にも卓越した効果がある。りんご片側の皮をむき、おろし金でおろして準備した後、蜂蜜大さじ1と小麦粉大さじ2を混ぜて顔にのせた後、15分後に微温水で洗顔し、冷水で仕上げ洗顔する。

    海草パック…海草にはアルギン酸・カルシウム・カリウムなど各種ミネラルが豊富に含まれており、保湿効果・肌細胞の生成を促進して血液循環を活性化させ、老化速度を遅くする。また、刺激が少なく冷たい性質で、敏感な肌や損傷した肌を鎮静ならびに回復させる。わかめ・昆布・ひじき・海苔・クロレラなどの栄養が豊富な海草を乾かし、粉末を出した海草粉末が海草パックの主な材料なので、市中で購入するか、家にある海草をきれいに洗って乾かし、ミキサー機で砕いてもよい。海草粉末大さじ1とぬるま湯(125ミリリットル)を液体がだまにならないようにまんべんなくよく練り、常温で8時間置いた後、冷蔵保管する。ジェル状態になった海草パックを顔と首に塗布した後、微温水で洗顔する。

    一方、肌管理において最も重要なのは、こまめな洗顔だ。一日2回、皮脂がよく浮くTゾーン部位は、毛穴ブラシやフェイス極細糸タオルを利用して毛穴に溜まった老廃物を除去するなど、普段のたゆまない角質管理と細心のクレンジング管理で清潔な肌状態を維持しなければならない。

    天然パックをする前には、洗顔をして約1分スチームタオルで顔全体の毛穴を開いた後、ミストやフェイストナーで肌のキメを整えた後、敏感な目の周辺と口の周りは避けてパックをしなければならない。

    ここで銘じなければならない点は、パックを終えた後にもパックの残余物をきれいにふき取り、仕上げ洗顔後にも基礎化粧品をこまめにおこなうことだ。また、各個人の肌タイプによって差があるので、腕の内側や耳の下などに自分の作った天然パックを5~10分間、あらかじめパッチテストした後、異常がないか反応を見るのも、もしかすると分からないアレルギーや刺激に備えるひとつの方法だ。天然パックは頻繁にするより週に1~2回が適当で、長く置くと変質の危険があるので、作った後30分以内に使用するのがよい。
  • MKファッション_アン・ソヒ記者/写真=photopark.com | 入力 2014-01-15 11:21:51