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紫外線遮断指数をあらわす表記法、紫外線遮断剤を選ぶ方法は?

紫外線遮断剤「SPF、PA++いったいそれ何なんでしょうか?」 

    童顔に生まれ変わるため、老けて見えないため化粧をし、すでに老けてしまった肌をもう一度取り戻すため、施術をしたり高機能性化粧品を使用することより、さらによい方法がある。最初から「速く老けないように老化を遅らせること」だ。

    ビューティー専門家たちは老化の主犯のうちのひとつとして、紫外線を話し、これを遮断することが老化を遅らせる良い方法だと勧めたりもする。そのため、多くの人々は、紫外線遮断剤を塗って、早く老いないように力を入れている。

    去る17日、食品薬品安全処と緑色消費自然隊が共同で実施した化粧品に対する国内消費者認識度調査によると、女性の83%が、男性の56%が紫外線遮断剤を使用していると知らされた。基礎化粧品群や色調化粧品群に比べ、紫外線遮断剤は比較的女性、男性すべてまんべんなく使用する製品として解釈される。

    紫外線遮断の重要性は、すでによく知られている。紫外線は、体内にビタミンDを合成し、殺菌作用を助けるが反面、コラーゲンと弾力繊維のような物質を破壊し、しみ、そばかす、色素沈着を引き起こし、とくに老化を促進させる。それで、最近は肌メイクアップをするとき使用するファンデーション、CCクリーム、BBクリームの大部分にも、紫外線遮断機能が含まれている。

    しかし、紫外線遮断指数をあらわす表記法を、完璧に解釈することのできる人はあまりいない。例えば、「UVA/UVB遮断、SPA45PA++」のような表記を見て、状況に合わせて選べる人は多くないということだ。最も多くのエラーを犯すのが、SPA数値が高いこと、もしくは+が多く入っているものを無条件良いと考えるということだ。今から紫外線遮断剤を選ぶ方法について調べてみよう。

    ▶日常の中では紫外線A遮断


    PA指数をチェックすること紫外線遮断剤からUVAとUVBという単語を探すことができる。ここでUVとはUltravioletの略語で、紫外線を意味する。まさに紫外線A、紫外線Bをいうものだ。もともと紫外線Cまであるが、これはオゾン層で遮断され、AとBのみ肌に影響を及ぼす。

    その中で、UVAは紫外線の90%以上を占めており、老化の主な原因として挙げられる。太陽が昇るときから太陽が沈む前まで、さらには曇って雨が降る天気でも存在する。これはガラスも通過するため、皮膚科専門医がよく「室内でも油断せず紫外線遮断剤を塗らなければならない」と話すわけだ。もちろん、肌に赤く火傷を負いはしないが、目立たずゆっくりと老化を促進させる。

    そこで普段、こまめに使用する紫外線遮断剤を選ぶなら、UVAの遮断数値を意味するPA指数からチェックするのがよい。これは、+から++++までに分けられるが、このとき+が多くあるほど遮断力が高い。+は、紫外線遮断剤をまったく塗らないことに比べ、2倍の遮断効果をあらわす。++は4倍、+++8倍、++++は16倍の効果を意味する。

    ▶夏の時期、野外では紫外線Bを遮断


    SPF指数をチェックすることUVBは、肌に火傷を負う恐れのある強烈な紫外線だ。一般的に、夏の時期にUVBが増加する。これは、紫外線Aより波長が短く、肌奥深くに浸透はできないが、長い間野外活動の中、日光にさらされる場合、軽いやけど、紅斑、水ぶくれ、火傷、炎症を引き起こす。これもまた、肌の老化の原因になることは同様だ。このため、夏の時期や強烈な日光の下で野外活動をするときは、SPF指数をチェックしなければならない。

    SPFは、紫外線による軽いやけどが生じるときまで肌を保護してくれる時間をあらわす。このため、この指数の数字が高いと紫外線遮断効果が高いことを意味する。これは、2から50まであり、それ以上は50+で表示される。見た目は数字が高いものが良いように見えるが、事実、大きな意味はない。実際、SPF15の製品とSPF30の製品を比べてみると、紫外線Bを遮断する効果はそれぞれ90%と96%で似ている。軽いやけどを引き起こすまでにかかる時間が長いということを意味するだけだ。

    とくに、夏の時期には、SPF指数が大きいほど火傷まで到達する時間を遅らせるため、より長く、安全にしてくれるのみであり、紫外線Bから完全に日焼けさせないということではないということを考慮しなければならない。

    皮膚科専門医は、PAやSPF指数は、国別に異なる基準によってつくられ、外部環境要因によって差があるため、解釈や既存の数値のような効果を必ずしももちあわせていると見ることはできないと話す。結局、SPAやPA指数は、自分の生活環境によって参考にするのみ、2~3時間ごとに塗り替えることだけが、紫外線から肌を保護することができる方法だということだ。
  • MKファッション_キム・ヘソン 記者/写真_shutterstock 提供 | 入力 2013-04-19 12:18:46