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売り物として出された「ホームプラス」今度は売れるか

現代デパ、余力ない…農心、提議を拒否...価格負担で時間かかるよう 

    国内の大型マート業界第2位(店舗数139)のホームプラス(Home plus)の売却説が、本格的に頭をもたげている。流通業界によると8日、ホームプラスは最近、流通・食品企業など全方位に店舗買収提案書を送ったことが分かった。

    企業買収・合併(M&A)を周旋する投資銀行(IB)業界でも、ホームプラスが既に売りに出されていることが確認された。外信は最近、「ホームプラスの親会社である英テスコ(TESCO)が、海外法人売却のための主幹事としてクレディスイス(CS)を選定し、ホームプラスとタイのテスコ・ロータスのデューディリジェンスを行った」と報道した。

    しかし、ホームプラス側は売却説に対し、「ノーコメント」で一貫している。ホームプラス売却説が再び水面上に浮上したのは去る10月末、デーブ・ルイス英テスコ会長が訪韓してからだ。テスコが新たに選任したルイス会長は就任直後、テスコ海外法人の実績を確認した後に売却を指示したと伝えられた。

    しかし、実際には売却が成立するのは容易ではないという観測が優勢だ。市場ではホームプラスの売却代金を最大7兆ウォンほどと評価するだけに、売り物の規模は大きいが国内市場は内需が委縮して実績も良くない上に、大型マート出店規制で成長も止まり、気軽に名乗り出る者がいないからだ。

    ホームプラスは最近、農心グループ系列会社のメガマート(MEGA MART)に嶺南地域の5店舗の売却を打診したが、メガマート側が事実上拒否したと伝えられた。定番の買収候補として挙げられる現代百貨店も、すぐには関心がないという態度だ。現代デパートグループの関係者は、「すでに金浦や松島などへ大規模な投資を行っており、買収する余力がない」と語った。
  • 毎日経済_キム・ヂュヨン記者/チャン・ヨンソク記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr | 入力 2014-12-08 20:49:57