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現代自動車、チューニング車の選抜イベント「ベストドレスアップカーアワード」開催

    • < 乗用車生産主要国のチューニング市場 >

    昨年の3月20日、青瓦台で朴槿惠 (パク・クネ)大統領主宰で開かれた第1次官民合同規制改革点検会議。夜の12時をすぎて7時間以上進められたこの会議では、あまりなじみのない産業がスポットライトを浴びた。自動車の一部を運転者の個性に合わせて改造する、チューニング業界がまさにそれだ。パク大統領はこの席で、チューニング業界の規制撤廃を政府に指示した。

    その効果として現在、官民が手を組んでチューニング産業の活性化に全力を尽くしている。産業通商資源部の関係者は、「昨年からチューニング関連企業の研究開発(R&D)費用の支援、チューニングインフラ構築事業などを継続的に推進している」と語る。

    政府は今月中に韓国自動車チューニング協会(KATMO)と韓国自動車チューニング産業協会(KATIA)に分かれている協会を一つに統合し、合法的チューニングの啓発とチューニング企業の権益保護にも力を集中する計画だ。このような努力は、わが国のチューニング産業が世界の自動車5大強国に見合わない、貧弱なレベルである点から注目される。昨年、国内チューニング市場の規模は5000億ウォンに過ぎなかった。ドイツのチューニング市場が23兆ウォンに達することを思えばきわめて不振だ。

    現代・起亜自動車も素早く力を加えている。チューニングを少数マニアの専有物ではなく、大衆的なイメージに変えるために力を集中している。このため、現代自動車は個性あふれるチューニング車を選抜する「2015ベストドレスアップカーアワード」を進めることにした。小型商用以外の現代自動車全車種の中から、自動車安全基準に違反していないドレスアップチューニング車両であれば参加可能だ。

    現代自動車は3回にわたる予備審査によって選定された5台の出場車両を、4月2~12日に開かれるソウルモーターショーに展示する予定だ。

    現代・起亜自動車は、独自に製作したチューニングブランドを出している。現代車の「TUIX」、起亜自動車の「TUON」だ。顧客の注文に応じて専門のチューニング業者がモデルを改造して、これを現代・起亜自動車が顧客に販売する方式だ。
  • 毎日経済_ホン・ジョンソン記者/キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-02-23 17:44:34