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フォルクスワーゲンの広告総括、現代自動車の広告会社へ

イノション、広告の専門家クレイゲンGCCOを獲得「フォルクスワーゲンから現代自動車に」 

    現代自動車グループ系列の広告会社である「イノション(Innocean)」が、世界的な広告の専門家であるジェレミー・クレイゲン氏(写真)をグローバル・クリエイティブ最高責任者(GCCO・副社長)に迎え入れた。

    クレイゲンGCCOは1990年、世界的な広告会社である英DDB社でコピーライターとして働き始め、最近にはECD(総括クリエイティブ・ディレクター)まで務めた立志伝的な人物だ。特に、1996年からグローバル自動車メーカーのフォルクスワーゲンを担当してきた彼は2004年にフォルクスワーゲンの小型車「Polo(ポロ)」の印刷広告で、その年のカンヌ国際広告祭のグランプリをはじめとする多数の国際広告祭を席巻しながら有名になった。

    2012年からは、フォルクスワーゲンのグローバルブランドの統括に任命され、フォルクスワーゲンの企業ブランドだけでなく、フォルクスワーゲン全車種の広告を総括した。

    イノション社のアン・ゴンフイ代表は最近クレイゲン氏と会い、今後の会社のビジョンを論議した末に、気持ちが一致して一緒に仕事をすることを決めた。創立10周年を迎えたイノション社は、今年を新しい跳躍の年と決めていたため、今後のグローバル市場拡大のための戦略的な専門家を必要としていた。クレイゲンGCCOも過去25年間、ずっと英DDB社で働いてきており、今年初めに新たな挑戦意識を持って会社を出たところだった。

    新しい場所でイノション社をグローバル・クリエイティブ・エージェンシーに育ててみようということで、2人の意志が合致したのだ。

    これにより、クレイゲンGCCOは今後、イノション社で現代自動車はもちろん、自動車、通信、航空、電子、流通、建設、飲食など、様々な分野の韓国内外のクライアントを対象に広告マーケティングサービスを統括することになる予定だ。

    彼は韓国本社を皮切りに、中国・アメリカ・ヨーロッパなど全世界17か国、22拠点を循環勤務することになる。本社を含む全世界の360人余り以上のクリエイティブ人材を、彼は独立的に運営する計画だ。

    クレイゲンGCCOは「イノション社にてクリエイティブの質を高め、同時にこれまでのビジネスで領域をさらに拡大させることが(私が)やるべきことだと思う」とし「イノション社が、早くグローバル市場で目に見える成果を出すことができるように最善を尽くす」と明らかにした。
  • 毎日経済_ハン・イェギョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-06-16 17:48:36