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保険会社の公示利率下がる…満期償還者も年金受給者も泣き顔

    基準金利が史上最低の1.50%に下がりながら、損害保険会社の公示利率も下落した。これにより、被保険者が満期に返してもらう還付金の規模も減るものと見られる。

    2日、損害保険業界によると、サムスン火災、現代海上、KB損害保険をはじめとする損害保険会社は、7月の公示利率を一斉に下げた。公示利率は保険会社が販売する「金利連動型商品」の還付金を左右する利子率だ。銀行の定期預金や積立商品金利と似ている。

    公示利率が下がると、加入者のお金を従来より低金利で膨らませ、満期に返す構造であるため還付金が減るのだ。損保業界によると、10個の主要な損害保険会社の貯蓄・年金・保障性保険の平均公示利率は先月の3.15%、3.07%、3.13%から、今月に入っそれぞれ3.11%、3.00%、3.08%に低下した。

    サムスン火災預金保険公示利率は、先月の3.20%から今月の3.10%へと下がった。年金保険公示利率は3.10%から3.0%に低下した。

    東部火災も預金保険の公示利率を先月の3.25%から今月の3.20%へと下方修正した。年金保険は3.10%から3.00%に保障性保険は3.25%から3.20%にそれぞれ下がった。

    業界関係者は、「基準金利が低くなれば、保険会社がお金を運用して投資するところが少なくなり、収益を出すことが難しくなるため、公示利率を下げるしかない構造」だと説明した。
  • 毎日経済 ホン・ジャンウォン記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-03 11:49:35